インタビューで答えきれなかったQ&Aの回答 その2
前回の記事はこちらです。
下記インタビューで答えきれなかった質問に対しての回答、第2弾です。
Q6. 最初の物件への投資検討の際、恐怖心はありましたか? もし恐怖心があったとしたら、どうやって克服しましたか?
恐怖心はなかったですね。いけると信じてました。
この辺はゲームと同じ感覚で、いけると思ったら脇目も振らず全力で走るという考えです。そういうリスクのとり方をしないと勝てないですから。
Q7. 最近の新規購入物件の発掘方法について。
単発でただ買う、というのではなく、特別な関係性を構築して物件を紹介してもらう、ということを試みています。
2つの手を打っているんですが、この会の他のセミナーで学んだノウハウをどこまでここで言っていいかというのがあるので、片方だけ。
管理会社さんからの紹介を狙っています。
もうひとつは‥‥畑中さんのOPMセミナーに参加すれば聞けます。
Q8. 自己資金6000万ほど用意しました。それでも今住んでいる東北で目線に合う物件が少ないです。他のエリアも見た方がいいでしょうか。
これはたぶん私があまり成功している分野ではなくて、会員だったらあいぼうさん、トレーナーだったらその師匠の才津さんだと思うので、そのエッセンスを担当のトレーナーからお聞きになるのが一番だと思います。
が、せっかく質問して頂いたので、その話を聞くまでのつなぎとして参考で私の理解をお話しますね。
6000万円あるっていうのは、基本的には融資の方の話ですよね。
物件を買うのに必要なのは、物件情報と融資。
で、6000万円あるから金融機関はもう「いくらでも貸します」っていうところが開拓できてるはずです。
もしまだだとしても、東北で6000万円あったらやればすぐ開拓できるので難しいことはないと思います。
で、物件情報です。
他のエリア見なくていいと思います。(ふーん他のエリアはこのくらいの相場なんだな、って趣味の範囲で見たければ物件情報だけは見てもいいけど)(買うためには)地元の金融機関が出すエリアだけでOK。
じゃあどうするかですよね。
東北はポータルサイト見てても確かに少ないです。それは物件の流通量もあるけど、文化的に地元の不動産屋さんが手元に持ってて流してないんじゃないかと思っています。だとすると、地元の不動産屋さんにアクセスするのが近道。
会いに行くのがいいんじゃないかと思います。こういう物件がほしい。融資もどこどこ銀行でこれだけ貸してもらえる。って話をして連絡先を渡してくるんです。
や、私はそれをやってないし、成功してもいないけど、自分ならそうすると思いました。
Q9. 目標を達成された後の活動に興味があります。
1)最近の不動産事業とその他事業の工数配分を教えてください。
2)現在の不動産賃貸業は、拡大期でしょうか、それとも最適期でしょうか。
3)現在、不動産賃貸業で気をつけられてる観点を教えてください。
4)現在、不動産賃貸業以外で大切にされてる観点を教えてください。
1)最近の不動産事業とその他事業の工数配分を教えてください。
これは回答済みなので省略しますね。
2)現在の不動産賃貸業は、拡大期でしょうか、それとも最適期でしょうか。
その切り分け方だと拡大期なんですが、それだと意図が伝わらないと思うのでもうちょっと違う形で方針をお話しますね。
大前提として、ものごとには、目的があって、戦略があって、目標設定をして、アクションがありますよね。
最初は拡大期でした。
というのは、最初の目的が経済的自由の達成だから、最速で拡大する戦略、とにかく今貸してくれる金融機関を開拓して、その金融機関にマッチした物件を買う。という戦い方だったからです。
ワンベスターになって専業になった時点で、目的が変わりました。
不動産投資を楽しみたい。楽しむためには、拡大することで新しい景色を見たい、と考えました。
だから拡大する、という方向性は同じです。
したがって拡大期です。
が、ただ拡大すればそれでいいという拡大期ではなくて、同時に、買えば買うほど楽になる、を達成しながら拡大したいという方針に転換したんです。
ずっと貸しますよ、という自分のための金融機関を見つけ、あなたにだけ特別な物件を紹介しますよ、という特別な仲介さんを確立し、購入を回していく、というのが今目指している方向性です。
3)現在、不動産賃貸業で気をつけられてる観点を教えてください。
2)で回答したとおりなので、ワンベスター以降は「融資がつくから」という理由だけでは買わないようにしています。
といいつつも、かなり購入スピードが緩やかになっているので、そこまでガチガチにすることが本当に目的に沿ったアクションなのか、本当に正解かはわからないですけどね。
4)現在、不動産賃貸業以外で大切にされてる観点を教えてください。
うーん、常に「投資判断する」と「目的を意識する」ですかね。
投資家なので、「このお金はどれだけのことを生みだすか」ということは常に意識して、その上で判断するようにしています。
リフォームにそれだけお金を投下して客付けに改善をもたらすのか、管理会社との関係性も含めてそこまでやるのか。
会のセミナーであれば、これはどれだけの利益を生み出しそうと思って申し込むか、受けた結果どれだけの利益を生み出しそうと考えるか。
必ずしも「お金」だけを回収対象として考えるのではなく、時間だったり、安心だったり、人間関係という気持ちよさみたいなものまで含めて。
投資家なのでそういう「投資判断」ということを意識するようにしています。
「目的を意識する」は‥‥例えば、今ただ物件を買えればいいと考えているわけではない、というのがまさにそうです。
不動産投資において、「買えば買うほど楽になるように拡大する」というゲームを楽しむのが目的なので、それに沿わない買い方はしないよう意識しています。
不動産賃貸業ってやっぱり規模が大きいほど偉い、すごい、っていう価値観が共有されてるので、ともすると安直な規模拡大に走りがちですが、それが自分の目的に沿っているのかどうか、結果として自分が幸福になれるのかどうか、というのをきちんと考え意識して、他人に流されないようにしていますね。
同じく、歯科医院の事業もありますが、これは患者さんを健康にすることが目的なので、利益を目的にはしないよう意識していますね。(もちろんそのためのリソースとしてのお金は意識しますし、不動産賃貸業に悪影響が出ないよう黒字にはしますが)
特に歯科は、患者さんの健康を犠牲にすれば利益を出すのがいとも簡単なので、ゲームとして考えると全然面白くないですし、何より人の命を奪うことに対する嫌悪感が大きくて、それをやると間違いなく自分が不幸になるので、絶対にそういうことはやらないようにしています。
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