読んだ本・マンガのレビュー・感想 2021.10.21~10.31
評価の目安
★3.0 ふつう。心が動かされなかった。
★3.5 良い。読んでよかった。
★4.0 すごく良い。何度も読みたい。
★4.5 最高に良い。出会えてよかった。
『世界一わかりやすい「論語」の授業』
★3.7
先日渋沢先生の『論語と算盤』を読んだので論語を勉強しようかなと思って。
まあ論語の内容自体はいいんだけど、こういう古典を読み下すときって、そこに書いてないことまでこんなに勝手に拡大解釈するものなんだっけ? こんな読み解き方してたらTwitterでクソリプする人達と同じでは? 仮にもプロなんだから文章を正しく読むましょうよって思ってしまった。
『カバチ!!! -カバチタレ!3- 35巻 36巻』(第1巻のAmazonリンク)
★3.9
クチコミねー。そりゃただの体験に基づき悪口だけじゃなくこんな事実無根のこと書いたらそうなるわ。
もう一個はネットの一部スレでよく見るヤツだ! なかなかねー実際のママ友社会だとこういう人罰せられずにいたりするから、カバチで取り扱うには良いネタだったかも。
『没イチ 2巻』(第1巻のAmazonリンク)
★3.4
まあ実際伴侶が没したらこんなもんかもしれないけど、それにしてもマンガの展開が遅くて密度が薄くてちょっといまひとつかな。
あと、自分一人で義実家に行くの見てるだけでもつらい。既婚者の一人として、リアルにお腹いたくなる。
『好きな子がめがねを忘れた 8巻』(第1巻のAmazonリンク)
★3.7
いいか、メガネは丸より四角い方がかわいい。繰り返す、メガネは四角い方がかわいい。
『グラゼニ~パ・リーグ編~ 13巻』(第1巻のAmazonリンク)
★3.8
完結! といってもパ・リーグ編が終わっただけだから、また別のシリーズで1巻から再開するはず。次も楽しみ。
『賭ケグルイ 15巻』(第1巻のAmazonリンク)
★3.6
今回は特にギャンブル自体に魅力はないかな。
『賭ケグルイ双 12巻』(第1巻のAmazonリンク)
★3.7
ギャンブルのルールにオリジナリティがないぶんちょっと弱いけど、そこそこ。
『賭ケグルイ(仮) 9巻』(第1巻のAmazonリンク)
★3.6
空飛ぶ副会長がかわいい。
『ブラトデア 3巻』(第1巻のAmazonリンク)
★3.5
昆虫モチーフにしてるところはすっごい『テラフォーマーズ』感あるんだけど、世界観やキャラクターの問題かやっぱり今回も迫力が足りないなー。
『メダリスト 4巻』(第1巻のAmazonリンク)
★4.3
練習のしっかりした説明、いのりの成長、理凰の変化、そしてこれらシリアスな展開とバランスがとれたコミカルな描写。今回も大変に素晴らしかったです。
『プリンセスお母さん 3巻』(第1巻のAmazonリンク)
★3.8
これまでに比べるとお母さんの破天荒っぷりよりはちゃんとしてる面が描かれてる感じ。まあよかったですよ。賢すぎる甥っ子ちゃんも好き。
『KILLER'S HOLIDAY 3巻』(第1巻のAmazonリンク)
★3.8
新キャラ登場で、一つの話題について長く話す感じなので、これまでのコロコロ話が変わるものと比べるとやや刺激は少なめ。猟奇的表現も少なめ。悪くはないけど、やっぱり殺人鬼的な部分がもっとあると嬉しいかな。
『売れない漫画家と世話焼きの怨霊さん 1巻』
★3.9
書名通りに世話焼きで巨乳でメチャクチャスタイル良い怨霊がマンガ家と同居する話。普通に実体あってご飯も一緒に食べられるので完全に同棲。もう付き合っちゃえよ。
『私の初めて、キミにあげます。』
★3.9
青い恋愛が青く描かれててうわーってなる短編集。好き。
『ダメなお姉さんでもすきだよね?』
★3.8
同じ西沢5ミリ先生。こっちはもっと広く典型的な恋愛の短編集。こういうのも好きです。
『西沢5ミリ短編集 元カノに幻想を抱くなバーカ』
★4.0
これまた西沢5ミリ先生の短編集。やはり最初の短編が秀逸で、町野の高校時代とのギャップ、からかいキャラとしてのかわいさ、うちに秘める純真さが魅力的でとてもよかった。
『実家からニートの弟を引きとりました。』
★3.7
ニートの弟と暮らす実話。ダ・ヴィンチで連載されてた当時、ちょいちょい断片的に読んでたので単行本化されてたのを知って嬉しい。
まあ結果としてニート本人にとってもよかったのかな?
『インドでキャバクラ始めました』
★3.7
全2巻。同じく沼津マリー先生のインドでキャバクラの話。
中間管理職大変だねーというのが一番の感想。法律の内容が厳しくて運用が曖昧な国ほど、自己判断でどれだけリスクを取りにいくかが重要になってくるから、中間管理職という立場で自分でリスクを取りにいけないのはつらいよね。
それはそれで結果的によかったのかもしれないけど。
『その着せ替え人形は恋をする 8巻』(第1巻のAmazonリンク)
★4.0
このマンガで一番好きな部分って喜多川さんがごじょーくんすきすきってなってる部分なんだけど、今回はコスプレで活躍する描写が多くてその部分が少なめだったから、個人的には弱めかな。まあまあ面白かったけど。
『聖樹のパン 12巻』(第1巻のAmazonリンク)
★3.9
完結。パン作りのことは正直全然わからないけど、これだけパン作りのメカニズムを説明してくれるのは素人目に見て説得力を感じるし、見習いパン職人の勉強にもなる稀有なマンガだったんじゃないかな。
良いマンガでした。
『だんな様はひろゆき』
★4.0
ひろゆきの奥さんがひろゆきという人間や旦那とのやり取りについて描いたマンガ。いかにもひろゆきっぽいというか、思った以上にひろゆき全開で面白い。
Twitterでもちょいちょい見てはいたんだけど、それほど更新頻度が高いわけじゃなく、通常のツイートがたくさんある中チェックし続けるのが面倒で見きれなかったので、まとめてくれてとてもありがたかった。
『恥じらう君が見たいんだ』
★3.9
メガネ美人巨乳変態JKと映画監督目指してる男子がエロ映像の撮影に奔走する話。
なんかヒロインの当初の絵柄を見て、ちょっと『そらのいろ、みずのいろ』(エロゲ)とかを描いたTonyさんを思い起こした。美しいよね。
一見するとエロメインのマンガなんだけど、エロやキャラを描くだけじゃなく、主人公の映像に対する立ち位置とかエロに対する気持ちとかも描いてるし、何よりメインであるエロを絵柄だけじゃなく心理描写まできちんと描いてるところが好き。
『百姓貴族 7巻』(第1巻のAmazonリンク)
★4.0
プロの目からドラマを見た時の感想の話なんかが特に面白かった。
『恋が夫婦になる前に』
★3.4
単純に婚約中のカップルの話。特にキャラがしっかり描かれてるわけではなく、ただこのシチュエーションでいちゃいちゃするだけの話で、ユニークな魅力があるわけでもなく、正直ピンとこなかった。
『今夜すきやきだよ』
★3.6
恋愛がうまくいかない女子二人がシェアハウス始める話。
谷口菜津子先生らしい心理描写はあるけど、まあこんなもんかなという感じ。
『さよならじゃねーよ、ばか。』
★3.9
主に百合で別れに関するエピソードを集めた短編集。
ほんとに数ページでスパッと魅せるお話があったり、わりとページを使って時間の流れをしっかり見せてくるお話があったりと、魅力的なマンガでした。
『理系クン』
★3.9
cakesでも読んでる理系クンのシリーズ。
分かるわーって思ったり、頑張るなーって思ったり。マンガとしてとにかく読みやすいし、旦那さんの発言や思ったことをしっかり聞き取ってるんだろうなと思えるところも好感が持てる。こういう実話モノとしてはすごくレベルの高い作品だと思いました。
『SKET DANCE』
★4.2
全32巻。名作『彼方のアストラ』を描き、今また人気作『ウィッチウォッチ』を連載中の篠原健太先生の作品。
スケット団っていう、困りごとを解決する助っ人の部活を舞台にしたギャグマンガ。キャラ一人一人の魅力も表情もギャグもとってもよかった。
ギャグがしっかりしてて、でも崩しすぎてなくて。読んで気分が明るくなる。
いやーこれは自分が中高生だったら紙の本を何度も読み返してたんじゃないかな。
見事な作品でした。
(中略)
『美味しんぼ』
★4.0
継続中。
以上
ビジネス本類 1冊
マンガ 70冊
今回はまたまた体調崩してたのとゲームばっかりやってたのとで読んだ本少なめ。
FTL: Faster Than Lightは満足するところまでプレイしたので次の積みゲーへ。最近よく話題になってるHADESを購入以来4ヶ月ぶりプレイ。
いやーこれは面白い。
ローグライクのアクションって、THE BINDING OF ISAACとかDead CellsとかRisk of RainとかROGUE LEGACYとか人気作をいくつかプレイしてるんだけど、私がアクション苦手なこともあってかどれも全然楽しめなかったんだよね。
でもこれはすごく継続できて楽しめる。
なんだろうな、アクションとしての手触りがすごく良いのもあるんだろうけど、自分みたいな下手クソ勢に向けては、特に序盤の挑戦で永続的なキャラ強化がしっかりできるのが大きいのかもしれないな。
下手クソって、
下手クソ → すぐ死ぬ → 死ぬまでのプレイ時間が短いので上達しない → 上達していない状態でまた同じようなステージをプレイする → 代わり映えしないので飽きる
っていうループに陥りがち。
でも永続的な強化がガッツリできると、まずはそれ目的にプレイを続けられる。そうこうしてるうちにプレイ自体もうまくなる。もっと楽しくなる。
継続してもらえないローグライクのアクションはこれができてないことが多い気がするな。
ローグライクのアクションって、プレイするステージが微妙に変わるから、ローグライクでないゲームに比べて、特に最初のうちはプレイヤーのスキルが上達しにくいんだよね。たとえ同じ敵が出てくるにしても、ステージの構成が違うと戦い方のコツが変わってくるから。
どんなステージでもある程度戦えるほど熟達したり、ステージのパターンも覚えたりする段階になると一気に楽になるんだけど、そこまでをしっかりサポートして楽しめるようにしてあげないといけない。
そこに気を使った設計になってるかが大きいのかもな。
Steamで98%もの高評価を獲得してることからも人気がうかがえるけど、一番ビビったのは、グローバルの実績データ。
この異常さが分かる?
これ、数多くのゲームをやってて、なおかつこのゲームもある程度プレイしてないと分からない話なんだけど、
僕の感覚だとね、
「達成率0.5~1%くらいの難易度のはずの実績が6~7%も達成されてる」
んだよね。
僕がプレイしてるゲームって基本的には世間でも高く評価されてるゲームが多いから、実際には「人気のゲームでも」0.5~1%くらいって考えていいと思う。
分かる?
分かりやすくプレイ時間でいうと、
人気ゲーム: 200時間以上プレイする人が100~200人に1人くらい
このゲーム: 200時間以上プレイする人が15人に1人くらい
みたいなイメージ。
このゲーム面白いな、もっとやりたいな、って思って遊び続ける人が、人気ゲームのさらに10倍いる。
これは異常ですよ。
あまりに異常な面白さなんだと思う。
興味ある人はぜひ遊んでみてください。
ものすごくオススメです。
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