思わぬところに原因がある

四十肩、五十肩にお困りの方、多いですね。
なかなか改善しませんか?
ここではなぜ改善しないのか、もしかしたら肩以外に原因があるのではないか?
という事について説明していきたいと思います。


反対側の骨盤?


四十肩、五十肩にも色々な発生機転があって一概には言えませんがその中でも多くの原因になっているのが反対側の骨盤の状態なんです。

例えば歩くときに、左足が前に出たら反対側の右手が前に出て交互に振りながら歩きますよね。
この歩き方は誰が教えるわけでもありません。
赤ちゃんのハイハイから交互に手足を出しますし、二足歩行も自然とマスターしていきます。
つまりこの運動は自然に組み込まれたもので、腕と足は反対側同士で協調しあいながら動いています。

筋膜で連結している


解剖学書を開くと、右肩から左足まで筋肉は膜で連結して連続していることが確認できます。
筋肉はそれぞれに名称がついていますのでどれも独立したものと考えがちですが、ほとんどは独立せずに筋膜で連結しあい協調運動しています。

逆に言えば、左の骨盤や股関節の動きが著しく制限した場合は、時間とともに右の肩の運動も制限が起きていくという事になります。
この制限が経過を追い、筋肉が固まってくると「四十肩、五十肩」のひとつの原因になる、というわけです。

もしあなたが現在この症状にお困りで一定期間、肩の運動を行ったり、あるいは治療を受けたりしても改善しない場合は反対側の骨盤、また他のところに異常があって運動制限が出ているのかもしれません。

なかなか改善しないとお悩みの方は、よろしければ相談してください。

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