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つまりeスポーツの先を見たい

また熱に任せて怪文書を書いている。

PACAO杯改め、PACAO CUP2に参加して、喜びを噛み締めながら。

別に予選を突破したわけでも、PACAO賞をもらったわけでもなく、大きな場所で名前を残せたわけじゃないけれど。

それでも私は、信じなかったはずのeスポーツで幸せを体いっぱいに感じている。



これは信じる前の記事。うだうだな怪文書なので、よっぽど時間に余裕のある方だけ見てもらえれば良いと思う。(見てくれる方はありがとう。)

前回の大会は、在宅勤務で驚くほど時間があるタイミングだったので、気合十分、勢い十分という感じだった。

さらにこの文章を見てくれた人たちが、たくさんポジティブな感想を寄せてくれたのをTwitterで見かけて、大会後の数日間は、世界で一番心が満たされていたんじゃないかってくらいだった。


次も絶対に出よう、そう強く強く想って次回大会に胸を膨らませていた。


しかし、入社直後から続いていた在宅勤務もおわり、7月からようやく電車に揺られる生活になった。

往復4時間半弱かかる通勤時間は、チームで練習することはおろか、コントローラーを握る時間すらも許してはくれなかった。


それもあって、PACAO CUP2開催の報せを耳にした時は、「正直出ても出なくてもいいかな…」なんて気持ちになっていた。

なかなかどう時間を作っていいかもわからず、中途半端な気持ちなのにメンバーに練習のための時間を割いてもらえないかと声をかけていいのか。前回以上に考えたりしていた。


それでも、前回大会の時にメンバーが集めてくれた知人たちと再びプラベで練習できるくらいには時間を取れるようになって、少しずつ気持ちが変化していることに気づいた。


ステージによってブキを持ち替えてみたり、立ち回りを考えてみたり、苦手なステージや長距離ブキに対してどう向き合えばいいか。

ほぼ初心者な私たちは、周りからしたら当たり前かもしれないことを、ひとつずつ。自分たちなりに考え合った。


「前よりチームとして成長したことを大会に出て発揮したい」


そんな気持ちに気づかせてくれたのは、メンバーと、プラベで一緒に遊んでくれた人たちのおかげだから、今とても感謝している。(最後にチームランダム全員わかばのガチエリアとかやってて毎回お祭り騒ぎなの。本当に楽しい。)


そんなこんなでPACAO CUP2の申し込み締め切り3日前まで悩んでいたけれど、チームの3人はみんな優しいので、私の想いを尊重してくれた。

1人でうじうじ悩んでたのがバカバカしくなるくらい、快く出場したい意思を受け入れて、背中を押してくれた。


そして大会が終わった今、とても幸せな気持ちで胸がいっぱいになっている。

前回大会が終わって怪文書を綴った時に「翌日が休みだったらよかったのに…」なんて言っていたが、山の日よ、ありがとう。運営さまよ、ありがとう。祝日は偉大で、気持ちと向き合うのにもってこいである。


大会の結果は、イカの通り。

【1試合目】    相1-自2○

【2試合目】○相2-自1

【3試合目】○相2-自0

前回大会で掲げた1勝はする!を3倍で上回った。正直めちゃくちゃ嬉しい。

格上チームとのマッチを重々承知の上での参加だったので、少しでも勝点をあげることができたのはチームでも喜ばしいことだった。


また、嬉しかったのは試合だけじゃない。

試合後、対戦していただいた「場違い短射程BBBB」のみなさんと記念撮影をさせていただいたのだ。

※Twitter上でチーム名を誤ってしまったことをお詫びします。前見ぬ塗るイカの皆様、場違い短射程BBBBの皆様、大変失礼いたしました。



めちゃくちゃ可愛い…自分が端っこだったので画角が微妙だが、相手チームの皆さんが超絶イカす写真を撮ってくださって、思わず胸が高鳴った。



眼福とはこのこと………(皆さん掲載許可ありがとうございます!!泣)

撮影しながら、「えっ、こんなに最高なチームメンバーと、対戦相手の皆さんに囲まれて写真撮って、エエんか…?天国じゃん…」なんて思っていた。幸せすぎた。


最高を噛み締めてテンションの上昇が止まる所を知らないのはこちらの映像からもわかる。


お名前を間違えるという大失態をかました私にも、皆さんはとても優しい言葉をかけてくださって、丁寧に連絡までくださって、優しい世界に溺れそうになった。


つい数十分前までは『対戦相手』という認識だったのに。私の一方的な勘違いかもしれないが、『仲間』になれたように感じた。


前回大会では、私のeスポーツに対する偏見を見事に払拭させてくれたPACAO CUPだけど、今回は、試合後の繋がりが生まれるきっかけを作ってくれた。

Discordの通知とかの文面も、暖かい内容が飛び交っているのをよく見るし、たまたまそういう優しい人たちが集まったのかもしれないけれど、だからこそすごいと感じる。

400以上のチームが集まる大会なのに、思いやりや優しい気持ちを持って相手に接してくれる選手がたくさんいて、そんな方達と試合ができること、そんな場所を用意してくれた主催のPACAO氏や運営の皆様がいること。

PACAO CUPに出場していなかったら、味わえなかった、ヒト・イカタコとの繋がりがもたらした喜びなんだと思う。


と、まあ今回もまとまりのない怪文書が出来上がりつつあるが、忘れちゃいけない情報が。



PACAO CUP ROOKIES!!!!!!!!!!

何を隠そう、私たちのチームは全員X以下なので、これは大変嬉しい情報である。

正直前回大会の時から「ウデマエ制限ってなんやねん!!!!!!!!!!」と思わされることが何度もあったので、(格上と合法的に?対戦できるのは嬉しいんだけどね。)もう9月22日が待ち遠しい。

しかも本大会自体も年3回開催するって…PACAO氏、運営の皆さん、マジでありがとうございます…こちらももちろんウデマエあげてガンガンにやっていきたい所存である。


そんなこんなで、またひとつ、それ以上に生きる理由をもらっちゃった私なので、沢山のイカタコさんたちと楽しくプレイできることに感謝しながら、楽しく上達していけるように日々頑張っていきたいと思う。

近々フェスもあるしね。その時またPACAO CUPでご一緒できた皆さんと遊べたら嬉しいと思っている。


また塗り合う日まで。


この言葉を笑顔で言えるPACAO CUPに参加できることがとても誇らしい。


先の見えない状況下だけど、ゲームを通じて出会えたみんなとこれからも楽しく過ごしていきたい。


健康に気をつけながら、またどこかで。


PACAO CUP2 Hブロック シグナルIKA代表 くりぷとん






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