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525. 大人の全速力

6本ほどホームがある乗換駅で、大人たちが全速力で一番端のホームから反対側のホームに向かって全速力で走っていた。
それも1人だけでなく、到着した人のほとんどがそのような感じだった。

人によってはあまりにも勢いが良すぎて、ポケットに入れたつもりになっていたと思われる完全ワイヤレスヘッドセットのケースを通路に吹き飛ばして慌てて拾っていた。

たくさんの人が全速力で走るので、「ドドド」という音が響いていた。

大人が全速力で走っているのは恐怖を覚える。
何かから逃げている、あるいは、何かを追いかけているように見えるからだ。

なぜ全速力で走る人のためにゆっくり歩く側が通路を空けないといけないのだろう。
(書いていたら若干イライラしてきた)

それにしても、その乗り換え先のホームには、5~6分待っていれば次の電車がやってくるのに、全速力するほどかな、と思ってしまった。
よほど時間に余裕がない生活なのだろうか。

何よりも、他人に衝突したら大変危ないし、その全速力で時間短縮したつもりが水の泡になるだろう。
ゆったりとした早歩きで、もっと余裕を持って過ごしていきたい。

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