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489. ウン十年の時を経て役に立った

編み針の整理をしていた。
しかし、目の前にある編針の号数表示が消えてしまったのか、そもそも書かれていないのか、号数が分からなくない。

号数と棒針の直径の対応表を確認したところ、隣り合う号数とは0.3mmしか太さが違わないらしい。(ジャンボ針はまた違う)
手元の日常的に使用する定規では0.1mm単位が測れず、ノギスが必要だ。

そういえば、先日購入した編み物の本の筆者が「ノギスは1本持っておけ」と書いていた。

家の中のお道具箱を漁ったところノギスを発見。
さっそく計測した。

使っているうちに中学生の時に習ったことがフワーッと思い出された。
0.1mmの目盛りと1mm単位の目盛りがビシッと合ったところが0.1mm単位での測定値だ。
つまり、以下の写真の場合3.6mm、すなわち5号針ということになる。


棒針とノギス

ノギスの使い方を習った中学生の時は、

「人生で今後ノギスを使うことなんてあるのかなぁ」

と思っていたがその時の自分に

「ウン十年後に必ずある!」

と言ってやりたい。
学校で基本的なことを1回でも学ぶ、ということは本当に意義深いものだとしみじみとした。

これを教えてくれた「技術科」の先生は元気にしていらっしゃるかなぁ。


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