見出し画像

1年前、まだ受精卵だった我が子

こんにちは。桐谷です。
梅雨入りしましたね!

なんだかソワソワして、思い返してみると、ちょうど1年前でした。
いま目の前にいる子がまだ受精卵で、私のお腹に戻ってきてくれた日。

人工授精がダメで、体外受精に移行すると決めて。
仕事終わり、クリニックに毎日通って、排卵誘発剤を注射してもらって、痛い思いをして。

人生初の全身麻酔で、取ってもらえた卵は7つ。少なかったです。
その後、移植できるグレードにまで上手く分割してくれた胚は、たったの2つでした。
(しかも両方グレード3。とても不安でした。)

そして迎えた胚移植の日。午前中はいつも通り働いて、午後クリニックへ。
例のイスに座って、移植はあっという間に終わりました。
会計を待っている間、不思議で、何度もおなかに手をあてていた記憶があります。
これが、1年前の出来事。


子は、今日も元気に過ごしています。
赤いボールと軽くカラカラと鳴るうさぎ、それから絵本が大好きで、食いしん坊で甘えん坊。
最近ハマっているのは、縦抱きであちこち見回すこと。泣き真似をして親を呼び寄せて、抱っこすると嘘みたいに笑い声をあげて、目をキラキラ輝かせています。
最近の悩みは抜け毛が多いこと、後頭部の髪の毛がすぐダマになっちゃうこと、便秘がちなこと。

うまく着床してくれますようにと祈っていた1年前。
1年後の今、「きみはパパとママのたからものだよ」と目をあわせて伝えられる幸せを、かみしめています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?