これまでの大学生活②〜勉強会サークルから学ぶ「学びの楽しさ」
ちょっと間が空いちゃった。この前の記事がすごく長くなってしまったので、なるべく端的に書いていこうと思います。
私は大学1年の時に「国際医療勉強会ILOHA」というサークルに入部しました。いわゆる学習系サークルで、週に一回勉強会を行なっています。勉強会では、集まった部員でディスカッションをしたりプレゼンをします。テーマも様々で、「チーム医療」「地域医療」のような医療ど真ん中!みたいなものから、「差別」「福祉」といったちょっと外れたものまで色々なことを学んでいます。
長期休暇を利用してフィールドワークにも行っています。岡山県北の新見市に伺って地域医療を実感したり、病院見学にいってチーム医療の現場を見たりと、机の上では学べないことも精力的に学びにいっています。
授業ではできない学びを実現
大学の授業でも多少はディスカッションをしたりプレゼンをすることはあります。ですがやっぱり、みんながみんなモチベーションが高いわけではないので、グダグダなディスカッションになることはよくあります。もちろんこれを完全に否定しているわけではありません。どんな人でも多かれ少なかれ将来のビジョンがあり、それに応じて学びたいこと・学ぶ必要がないことはあると思います。ただその中で自分は、「自分の考えを伝えられる力を身につけたい」という欲求があっただけ。そんな自分には大学の授業はすこし物足りなく感じられました。
そんな時にILOHAのような学習系サークルがあると、自分と似たような人がたくさんいるので、自分のやりたい学びをそこで実現できるのです。前回の記事にも繋がる話ですが、自分の理想の学びを実現するための「学び方改革」の一つにもなります。しかも、学習系サークルというのはもっと色々あって、医療面接を学ぶところだったり、救急救命を学ぶところだったり、地域医療を特化して学ぶところだってあります。自分の学びたいものに応じて様々な場所が用意されています。
ちょっと話が逸れましたが、私はILOHAに所属して、自分のやりたい学びをたくさん実現してきました。社会を広く見て様々な課題を考えることができたり、そういった課題を解決するための突拍子もないアイデアを考えたり、単純に医療の深い知識を身につけたり、また多くの情報を仕入れる力を身につけたり。入部した時はそこまで明確なビジョンはなく「なんとなく」で活動していたところもありましたが、今ではそれなりに成長できたなぁと感じています。
一番学んだのは「学びの楽しさ」
私は大学に入る以前、受験勉強をしてた頃はそんなに勉強を楽しいと思ったことはありませんでした。というか多くの人はそうだと思います。(まぁ物理は好きだったけど)
それが大学に入って、このサークルに入って、ガラリと変わりました。ILOHAに最初に見学に行った時のことを今でも覚えています。「途上国のHIV感染予防のために何ができるのか」みたいなテーマでディスカッションをしていて、独特なアプローチを考えていた先輩たち。「ふざけてんのかな?」みたいな案ばっかり出し合って楽しそうに話していましたが、そういう議論が意外と大事とかって言うんですね。学びたい人同士が集まり、楽しくワイワイと思うがままに喋って、そこから色々なアイデアや知識を学ぶことができる。しかも、それが刺激となって自分の日々の学びも充実する。「学ぶこと=つまらない」という方程式はそこで完全に崩れました。
未だに「勉強すること、学ぶことは楽しいよ」みたいな話を周りの人にしても、「きもちわる〜」って言われることがありますが、人の好みは人それぞれ。野球が好きな人がいて、音楽が好きな人がいて、勉強が好きな人がいて。何が違うんだろう?分かんないや。
また長くなっちゃいました。
では。
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