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心理学検定キー7ワード第5章【臨床・障害】5.1‐1(精神分析と精神分析療法(前編))★★★
A領域の最終章5章のスタートです
8月から始めたこのまとめも
年を越して第5章まで来ました
臨床・障害という分野は31単元ありますが、全てが頻出といってもいいくらい
内容が濃いです。
そして、そこに出てくる学者は心理学を勉強していない人でも知っているレベルの認知度の高さです。
ですので、この分野は比較的受験生は点を取ってきますので、一つのミスで一気に偏差値を落とすことになりかねないなと思います。
因みに私の5章の試験成績は偏差値68です。
普通に取れるところを落とさなければ大丈夫です。
さて、5章の最初のまとめは
精神分析と精神分析療法
★みっつどころか、★×5レベル。
キーワードは確実に抑えないといけませんし、周辺知識もふやしていきたいところです。
それでは、まとめの方やっていきましょう。
→創始者フロイトの精神分析療法と精神分析
精神分析療法というのは
創始者がフロイト(Freud,S)とその後継者の精神療法の流れを汲みます。
フロイトの紹介としては
・チェコのフライベルグで生まれる
・ウィーン大学医学部卒
・パリのシャルコー(Charcot,J.M)に師事
・催眠法によるヒステリー療法に関心を持つ
・1887年からのフリースとの文通
・父の死をきっかけに自己分析(喪の作業)、エディプス・コンプレックスを発見
あたりがまずは簡単な紹介です
また、ブロイアー(Breuer,J.)との著書で「ヒステリー研究」を出し、症状に抑圧された無意識的意味があると主張した後に
当初の催眠暗示法を捨てて、自由連想法を創出して
・抵抗:個人が意識化したくない無意識的な衝動・欲求・感情・葛藤が意識化されそうになったとき、それらが意識に入り込んでくるのを回避すること
・転換:抑圧された観念が身体的現象に変換される事
・転移:分析される側が幼児期の人間関係に由来した感情を治療者に向ける事。この逆が逆転移。
といった基礎概念を明らかにしました。
フロイト以降の有名な流れとして
・自我心理学のアンナ・フロイト(Freud,A.)→フロイトの娘です
・対象関係論のクライン(Klein,M.)
・個人心理学のアドラー(Adler,A.)
・分析心理学のユング(Jung,C.C.)
となります。
上記のまとめとして
精神分析とは
①心理学的解明方法:基本的には自由連想法による無意識的動機の解明
②治療方法:被分析者の夢、意識化への抵抗、転移、心的葛藤への治療者の解釈による洞察志向的精神療法
③①、②から得られた心理‐性的発達理論
の3領域からなるものです。
以上本日の内容は精神分析と精神分析療法についての概要についてでした。
具体的な内容については次回やっていこうとおもいます、
それではまた次回に。
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