うまくいっている人を観察したら優先順位にたどり着いた

こんにちは。

今日は「うまくいっている人を観察したら優先順位にたどり着いた」というテーマでお話したいと思います。

毎年のことですがGWの期間は、新年度がはじまって1ヶ月ほど経ったタイミングで新しく始めたことを振り返る時期だったりします。

何か物事をうまく進めたい、目の前のプロジェクトを成功させたいという気持ちで始めたものの、ほとんどのことはうまく行きません(僕だけかもしれませんが苦笑)。個人的には興味の対象がどんどん出てきて目移りしてしまいますし、自身が経験したことのない新しいチャレンジはワクワクするのですが、それらが「うまくいく」ためにはどうすれば良いか常に悩んでいます。

個々人にとって目の前の大事なことは千差万別で、学校での勉強や部活、子育てに今夜の晩ご飯づくり、社運を賭けた大事なプロジェクト、組織内での人間関係などなど。

どれをとっても、それを目の前にしている人にとってはとても重要な事項で、何とかうまくできないか、と苦心しているのではないでしょうか。

これらに対する絶対解は未だ見つかりませんが、周囲のうまくいっている人を観察していると「優先順位を意識する」ということがうまくいくために当てはまるキーワードだと思ったりしています。

例えば、テスト勉強であっても部活であっても、掃除や晩ご飯づくりであっても、はたまた人生という長い期間の話であっても、必ず時間という制約がつきます。

無限に時間を使える方であれば話は別ですが「期限が決められた中で目の前のことで最大の成果を目指す」ことが、私たちが生きている以上ほぼすべてのチャレンジや目標の前提条件・ルールとなっています。

ですので、自分の能力やスキルを踏まえた上で、何にどのくらい時間や情熱、予算を費やして行くのか、などの優先順位がその成否を分ける最大のキーファクターと言っても良さそうです。

自分の周囲に「そんなに多くのこと出来るの?」という24時間を超越していそうな人々がいたりするのですが、彼らのほとんどは時間を含めた資産という制約の中で、最大成果を出すための優先順位を大切にしているように思います。

反対に「効率が悪い」「時間が足りない」と悩んでいる方の多くは、目の前のことに全力で取り組んではいるものの、一呼吸置いて全体を俯瞰したり、成果を出すために優先順位をつけるということをおろそかにしてしまっているケースもよく見かけます。

また、優先順位については、仕事や学校など短期間のことだけでなく、人生という長期間のマラソンにおいても重要な考え方だと個人的には思います。

人生の中で優先順位をつけるということは「人生をシンプルにする」ということで、時間は有限であると意識した途端、優先順位の上位数個で人生は十分だと気づきます。終わりを意識せず、時間の制限に無自覚であると、優先順位もつけずに全部大事だと思い込んでしまって成果から遠ざかり、理想と現実のギャップが開き続けてしまうので悩ましいですよね。

私たちは時間という制約のもとに生きていて、それは「限られた資産を活用して、自らが最大限楽しむゲームに参加している」ことと同義です。そのゲームを楽しく、効率的に進めようと思ったときに、まず優先順位を考えてみてはいかがでしょうか。

お読み頂いてありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?