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2020/11/01読書メモ

『文學界2020年11月号』ブックガイド ジャズを読む 評論・ノンフィクション篇 選と文=大谷能生

『めぐりあうものたちの群像』青木深 著
戦後日本の米軍基地に関する広域かつ精緻な一次資料調査に基づきながら、さまざまな者/物が交差する時間/瞬間を、そこで鳴らされていた音楽を中心に再構成した、ほとんどマジック・リアリズム的イマジネーションを呼び起こされる学術論文。これが学問だ。

(このブックガイドで紹介されている本で、いくつか興味を持ったものを購入しようとしたが、気になったものは軒並み絶版になっているようだ。中古品を高額で買う気にもなれず、いくつかはあきらめたが、この本は新品で買えた。しかし、マジック・リアリズム的イマジネーションって、どういう意味だ?調べたところ、マジックリアリズムという用語は存在するようだが、ちょっと考えたが、やっぱり分からない。)

↓Wikipediaのマジックリアリズムより。
マジックリアリズム(英: magic realism)、マギッシャーレアリスムス(独: magischer Realismus)、魔術的リアリズム(まじゅつてきリアリズム)とは日常にあるものが日常にないものと融合した作品に対して使われる芸術表現技法で、主に小説や美術に見られる。幻想的リアリズム、魔法的現実主義と呼ばれることもある。

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