日本の現代詩の批評フォーラム Japan Poetry Review (jpr) のうち、四元康祐が投稿したコンテンツのみ収めています。jpr の全貌は、以下のリンクからお入りください。 https://note.mu/jpr 開かれた言葉で、個々の作品に寄り添いながら、総体として日本の現代詩の大きな見取り図を描いてゆきます。
戸田 拓
ネットやニュースメディアについて考えていることを少しずつ書いていきます。
詩論、詩人論など、現代詩を考察するする文章。
2010年9月24日あたりにTwitter上で考えていたことを読み返したら結構面白かったので再録しておく。8年も経てば他人だ。無断で再掲してすまん>過去自分。 以下本文。無編集(ただしボールド追加はしている)無校正につき字句や認識の誤り、既に古くなってしまった部分についてはあらかじめ謝っておきます。 ◇ ◇ 電子本で実装してほしい機能をひとつ思いついたので放流する。既にあるようだったら教えてください>知ってる人 単純な話で、「途中の感想」を記述し共
岩田宏(1932-2014)という詩人が最近気になっている。と書くと馬鹿かと思われるだろうか。 もちろん名前を聞いたことはあったし書いたものを読んだこともあったが、名高い翻訳家である小笠原豊樹と同一人物であると初めて知ったのが訃報を通じてだったので、果たしてどれほど正しくその存在を認識していたかはまったくこころもとない。 没後、小笠原名義の遺作となった『マヤコフスキー事件』をぱらぱらめくっては、詩人=翻訳家が生涯をかけて続けたロシアの詩人ウラジーミル・マヤコフスキーに