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北欧行ってみた。【ノルウェー編その2、フィヨルド】

今年の5月、北欧3か国を巡るツアーに参加した際の旅行記第2弾。

ついに旅のメインとなるフィヨルドへ。

ちなみにフィヨルドとは氷河の侵食によって形成された谷に
海水が入り込み、深く複雑な入江となっている地形のことである。

ノルウェーには夥しい数のフィヨルドが存在し、
大自然を体感できる絶対に見逃せないスポットだ。


1、フィヨルドへ

屋根に草原が載っているこの建物はお土産屋さん兼レストラン。
この裏手に桟橋があり、ここからは船に乗って観光する。

フィヨルドを船で観光。
小雨が降っていたがそれはそれで幻想的な雰囲気だ。

乗る前は船酔いが心配だったが
フィヨルド自体が長く深く入り組んだ入江のため
全く波のない本当に穏やかな海で、

船に乗っていることを忘れるくらいの
快適な乗り心地だった。

しかしながら景色があまりに壮大すぎて
終始心を奪われる。
雨が降って甲板に出るとめちゃくちゃ寒かったが

あまりに非現実的すぎる光景に
ついそんなことを忘れるほど。

両岸に絶壁がそびえ雪解け水が何本もの滝となって注いでいる。

そんな景色が気の遠くなるくらい先まで続いていて

本当にここに来てよかったと噛みしめながら
ここぞとばかりに全身で大自然を体感した。

途中下船する乗客もいるため、
小さな港町に少しの間停泊した。

カラフルな壁の色と自然が見事にマッチした
いかにも童話に出てきそうな町だった。

ちなみに船内はなんでこんなおしゃれなん?
ってくらい素晴らしかった。

北欧らしいグレイッシュな色味と小洒落た照明が
びっくりするくらい高いコーヒーも
これも妥当かと思わせるくらいの雰囲気を醸し出していた。


2、フロム鉄道

下船したのちは午後から鉄道に乗り、
さらに山奥へ。

歴史あるフロム鉄道は
世界屈指の勾配が急な鉄道で

車窓からは滝、フィヨルド、山、
ノルウェーのあらゆる自然を満喫することができる。

動画のスクショのため粗いこと粗いこと

世界で最も美しい鉄道の旅と称されるだけあって
車窓からの景色は絶景の連続だった。

動く列車からの撮影は困難を極めるため
早々に諦めて目に焼きつけるよう心がけた。

約1時間ほど列車に揺られ終着駅へ。
景色に見惚れていたためあっという間であった。

気づけば山の頂上へ来ており
すっかり雪景色だ。

めちゃめちゃ寒かった。凍えた。

宿泊先のホテルへは山を降りる必要があるため
これまたかっこいい列車に乗り換え、下山。

山を降り、ヴォスという駅に到着する。
しかしどうしてこんなにも絵になる風景ばかりなのか。

ここに限らずあらゆる建物は
この国では雄大な景色を邪魔しないどころか
魅力を増幅させる素晴らしいアクセントとして働いている。

3、スタルハイム渓谷

宿へ向かう前のコーヒー休憩として
スタルハイムホテルへ。

ここはスタルハイム渓谷を一望できる場所として有名だそうだ。

入った瞬間に察した。
ここはとんでもない景色が見えるぞと。

やばかった。

ホテルの庭はそのまま展望台のようになっており
鳥になったかのような景色が見れる。

ホテルから数十メートル歩くだけで
そこには断崖絶壁が広がっており、

柵という柵もないため、本当に足がすくむような場所だ。
しかし忘れられないような光景だった。

ちなみにロビーには
フリーレンが飛びつきそうな宝箱があった。


次回、デンマーク編(予定)

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