見出し画像

私から“話す”を引いたら残りは0になってしまう。

日頃から頭の中で色々考えたり、見たものから派生して妄想に走ったり、聞いたものから興味を掻き立てられたり、膨大な情報が積み重なりパンクしそうになりながらもそれを防ぐために、ただただ人に話しを聞いてもらう。
独り言はできないみたい。1人でできるのはせいぜい頭の中で言葉を放り投げるだけ。
そんな自分をよく分かっているから、それをうまく分散出来る様に電話できる友人が数人いる。
そのおかげで噴火せずにうまくやってこれたのだが、話したくて話したくて口がむずむずして、どうしようもなくなっていてもたってもいられなくなる。ということが起きてしまった…始めての経験で焦る。

要因を考えてみた。
考えられるのは、その時いろんなコミュニティに所属したり、交友関係を急激に広げていたことに気付く。答えは簡単で自分の許容範囲を理解出来ていなかった。完全にキャパオーバー。
自分ってそんなにタフじゃない。コミュニケーション能力はある方だけど、流石に「はじめまして」が続く緊張を伴う環境にストレスを感じていたんでしょう。

そのストレスを撲滅する様に、話して、話して、笑って、話して、泣いて、話して話して話し続けて、声が枯れるまで話し続けて、疲れるまで話し続けて、止まらずエンジン切れるまで話しまくる。
そうするとひっくり返って今度は話すことを遠ざける。
その期間に入ると人が変わったように静かになる。嵐の前の静けさならぬ、嵐の後の静けさ。エネルギー0の状態。
休みに人と会えなくなり、誘いを断り、SNSを遮断する。プチ冬眠。
なぜこうも、0か100なのであろうか。

交友関係を広げる。視野を広げる。世界を広げる。コミュニティを広げる。挑戦する。とても良いこと!
でも、ほどほどに。その後にダウンがやって来るから。急激なアップを作ってはいけない。
自分の限界を知らない人は、自身のキャパを知るために一度詰め込んでみても良いかもしれないけども…

燃え尽きてゼロになると、いままで外に向いていた意識が一気に自分に向く。 あんにょん内向的自分!
裏返った私も嫌いじゃない。やり過ぎてしまった先の未来も案外面白いのかも。発見。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?