おばちゃんまでも美容整形するんだね。
ここ3週間ほど滞在しているビジネスホテルの朝食バイキングがとても気にっている。
先日ふと、野菜ジュースの銘柄が気になったので50代ぐらいのおばちゃんスタッフに声をかけてみた。
マスクで口元が隠れているせいだろうか、不自然な目の二重幅が気になってしょうがない。
顔の輪郭はぽっちゃりとした丸顔で、個々のパーツが平べったい東洋人顔。
にもかかわらず目の二重幅きりっと整いすぎている。
バランスが悪いようにみえる。
自分の勝手な思い込みで、このぐらいの年齢のおばちゃんは美醜によって人から評価されることや、綺麗に見られたい願望なんかを卒業してる人だと思っていた。
そうあってほしい、という願望もあったろう。
これだけ美容整形が市民権を得ているわけだから、経済的にゆとりのある中高年の整形が今以上に増えてくんだろう。
でも地方に旅行とか行って、土産物屋の腰曲がったおばあちゃんが皺ひとつない鉄仮面で目頭パッキパキだったら何か悲しくなると思う。
Instagramで同年代の女友達を見ていても度々バージョンアップされてやけに肌ツヤが良かったりする。
「いつまでも若々しく」って言葉の裏に「老いから目を逸らす」ってニュアンスをかぎ取ってしまうのは自分の勘繰りだろうか。
人は老いるのが当たり前。肌はよれてくるし、筋肉が弱り運動能力が落ち、髪の毛も細くハリがなくなってくる。
量まで減る。(この点はフィナステリドを飲んで抵抗しているのだが。)
でも老化それ自体に良いも悪いもない。ただの必然。
そこから目を逸らしたり、無いものとして認識の外へ追いやるのでもなく、「まぁ、そんなもんだよね。」って思っていたい。
女友達のストーリーに「すごい、顔変わったね!成長かな?」って返信するの楽しい。
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