ハライチ岩井勇気「年の差婚」で現れた法律不要論者
2023年11月13日、ハライチの岩井勇気さんとタレントの奥森皐月さんが結婚したと発表された。岩井さんは37歳で、奥森さんは19歳とのことで、この結婚は俗にいう「年の差婚」である。
筆者はこの結婚報道を見聞きして「おめでとうございます」と感じた。だが、年齢差が離れていることを理由に岩井さんへバッシングや誹謗中傷を行う者も残念ながら散見された。
キモイという表現は品のある日本語では全然ないが、「岩井キモイ」程度であれば日本国憲法が定める「表現の自由」の範囲内と言えるのかもしれない。だが、SNSの書き込みの中には「岩井はグルーミングの末に結婚した」などと主張しているものさえあった。
グルーミングとは、子どもを手懐けて性暴力を振るうことを指す外来語だが、岩井さんが性犯罪を行っていた等の報道は現時点で全くされておらず、岩井さんや奥森さんと面識もないような第三者が「岩井はグルーミングしていた」などと主張するのは、れっきとした名誉棄損である。
今回の結婚報道への反応をX(Twitter)で眺めていると、「奥森皐月さんは世間をちゃんと知っていない」と呟いている方がいたので、kyrieという方のコメントを読み進めていった。
kyrieさんのコメントから窺えるように、年の差婚に反対する者の多くには一つの特徴がある。
それは、19歳という成人を子供かのように捉えていることである。
具体例を下記に示すが、今回の結婚に否定的な「はづき」さんや「雑多垢」さんの投稿でも「ガキ」や「幼い」という言葉が用いられている。
本件に関してホリエモンがまともなことを述べていたので紹介する。
ホリエモン、ハライチの岩井勇気と奥森皐月の年の差婚を非難する声に怒り「キモイとか言ってるやつマジムカつく」
最後になるが、「私は法律は必要ないと思ってます。」という一文を見て筆者は暫く言葉を失った。
18歳以上を成人と定める民法の内容を頑なに無視し、「19才は子どもです。」と主張し続けるkyrieさんに付ける薬は果たしてあるのだろうか・・・。
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