2020.09.23_家族と歩む人生の旅
J.Feel School主催の #家族と歩む人生の旅 に参加し、感じたことのまとめ。
イベントについて
詳細は、こちら。
https://jfeel-school-taiken0923.peatix.com/view
「家族」をテーマに、自分の家族、そしてこれから家族をつくっていくことを考えるトークイベントを実施します。
家族にまつわる悩みや価値観をシェアし、一人ひとりが新たな気づきを得られるような機会を作れたらと思い、自分らしい働き方を実現しながら、家族関係も大切にされているゲストの方をお招きして、「家族」「パートナーシップ」をテーマに深く語り合っていただきます。
アイデンティティの源泉とも言える家族との人生の旅について、一緒に考えてみませんか?
(イベントの詳細ページより一部抜粋)
J.Feel Schoolについて
私は今回のイベントをあつたさんのTwitter経由で知り、J.Feel Schoolについては当日のイベントまで知らなかった。
画面共有で見たWebサイトのファーストビューが心にとても刺さったので、ぜひ時間がある時に見てほしい。
何者かになるな。
いつだって、わたしはわたしだ。
何者かになんて、
最初からなれない世界で、
よわい自分も、
カッコわるい自分も、
恥ずかしい自分も、
ぜんぶ抱えて、生きていく。
さよなら、世界が着せたがったラベル。
わたしは、わたしだ。
第一期生を募集しているようで、プログラムはなかなかワクワクするものだった。
プログラム期間|2020.10.20 ~ 2021.02.27
・社会人コース
・大学生コース
・高校生コース
3つのコースがあるようで、『うおぉぉぉぉっ!!!これはタイムスリップして、大学受験前に受講したかったぁぁぁぁああああ!!!』と心の中で叫んだ。
私の家族について
今回のイベントは、テーマが家族だったので、まずは簡単に私の家族について書こうと思う。
家族構成は、父・母・兄の4人家族。
両親ともに兄弟が多いため親戚が割と多く、親戚付き合いも比較的ある。(毎年、旧正月は賑わう。)
中国の黒竜江省に住んでいる祖父母とは、よくテレビ電話で会話するし、仲いい従姉とはSNSでよくイイネやコメントをし合う仲。
親戚を観察するだけでも、『様々な家庭があるんだなぁ…』とは思う。
我が家は転勤族で、東京都調布市(約5年)→北京朝陽区(約6年)→神奈川県藤沢市(約8年)→今の家(神奈川県)と転々としてきたため、『地元』という概念が薄い。
父は基本単身赴任で、今は香港で働いている。
母は、扶養の範囲内で今は在宅で働いている。
兄は、ザ・エリート街道を突き進んでいて、大手コンサルで働いている。
私はというと、末っ子と末っ子の間に生まれた生粋の末っ子で、我が家の異端児というか…挫折だらけの変わり者。
親戚
父方:祖父母、叔父・叔母2人、従兄・従姉3人、従甥姪5人
母方:祖母、叔父・叔母3人、従兄・従姉4人、従甥姪6人
(中国各地、東京、長野、ジャカルタに点在。)
ゲストトーク_あいさん(TABIPPOマーケター)
1人目のゲストトークは、TABIPPOマーケターのあいさん。転勤族だったというお話を聞き、勝手に親近感がわいた。
あいさんのホームステイ時のお話を聞き、ふと母校のオーストラリア研修と北米研修を思い出した。
修学旅行にあたるオーストラリア研修(中学3年)と北米研修(高校2年)では、2人ペアになりホストファミリーの家でホームステイをする。オーストラリア研修は、1週間。北米研修は、アメリカのペンシルベニア州に2週間、ホームステイをした。平日は、現地の学校に行ったり、遠足・観光もあったのだが、特に印象深かったのは、ペンシルベニアのホストファミリーと過ごした時間だと思う。
ホストファミリーは、6人家族で子どもたちは当時、長女(中1)・長男(小5)・次女(小3)・次男(5歳)だった記憶がある。家の周りは森で、すぐ目の前に公園があった。
土曜日の午前中は、家族全員で家の掃除をする。子どもたちも自分ができることを積極的にやっていて、掃除をやらされている感はなく、ゲームを楽しんでいるかのようだった。日曜日は、近くの教会に行き、仲間たちと遊んだりしていた。
家族の時間をとても大事にする家庭で、私は学校に通うのが当たり前だと思っていたのだが、子どもたちは4人ともホームスクールで、親や姉・兄から勉強を教わっていた。その時、私は初めてホームスクールの存在を知った。
あいさんのスライドにもあったが、私もホームステイにいき、家族の多様性をとても学べたような気がする。
オーストラリアのホームステイでは、父はいないと聞いていたのに、いざ行ってみたら再婚したパートナーがいて、『え?お土産足りない…』なんて焦ったが、「あれ?書かなかったけ?ハハハ」くらいの温度感で、面を食らったのを覚えている。
つまり、ホストファザーは長女とも長男とも血のつながりのないステップファミリーだったわけだ。記憶が正しければ、長女と長男は異父姉弟だったはず…。『いろんな家族の形があるんだなぁ』と思った記憶がある。
* … * … *
他にも大切にしていることについてのお話もあった。
自分が大事にしていることと似ていて、『うん、うん。わかる・・・。』と思いながら、お話を聞いていた。
特に「感謝は表現する」は大事だなと日々思う。
一緒にいるのは当たり前ではないからこそ。
実体験からも思うのだが、付き合いが長くなればなるほど、どうしても相手の存在を「当たり前」に思ってしまいがちではないだろうか。
最後に「ありがとう」と伝えたのは、いつ?
相手に思いを伝えたのは、いつ?
『いつだっけ・・・』とならないよう、日々、感謝の気持ちを忘れず、相手に伝えるのは日課にしてもいいくらい大事なことだと思った。
ゲストトーク_あつたゆかさん(株式会社すきだよCEO )
2人目のゲストトークは、株式会社すきだよCEOあつたさん。
のろけBARも、すきだよのメディアも、あつたさんも大好きな私。
『わー、久しぶりの動くあつたさん…!!』なんて、ファン全開でお話を聞いていた。
ちなみに、私が好きなあつたさんのnoteは、こちら。
* … * … *
Twitterの投稿を交えた説明は、とても分かりやすくて、はじめてあつたさんのお話を聞く相棒さんも「説明の仕方がとってもわかりやすいね。」と言っていた。
他のスライドで言うと、承認の三段階についてのお話がとても興味深かった。
その人の存在そのものを認める存在承認は、推しに対する感情と少し似ているような気もした。
「生まれてきてくれて、ありがとう。」
「今日も尊い・・・」
近しい人から、存在承認を得られていると安心するし、積極的に存在承認をしていきたいなと思った。
参考
https://oneness-gcl.com/approval-pyramid/
https://swingroot.com/esteem-needs-message/
* … * … *
あいさんのスライドにも、あつたさんのスライドにも使われていた「尊重」という言葉。
お互いのやりたいことを尊重する
最後には私の意見を尊重
これは、お互いの自立にも通ずる内容かなと感じた。
余談だが、「尊重」の辞書としての意味は、価値あるもの、尊いものとして大切に扱うことが好きだなと思った。
参考
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%B0%8A%E9%87%8D/
https://dictionary.goo.ne.jp/thsrs/8871/meaning/m0u/
https://www.weblio.jp/content/%E5%B0%8A%E9%87%8D
* … * … *
そして、一番のお気に入りは夫から学んだことというスライドだ。
最後の建設的に話し合うは、とても大事なことだと思う。
「阿吽の呼吸とか察するとかいうけれど、伝えなきゃ分からない事ってめっちゃある。」
あつたさんが仰っていた、この言葉に心の底から共感した。
参考
ふたり会議
https://futari-kaigi.com/
ゲストトーク_工藤瑞穂さん(NPO法人soar代表理事)
3人目のゲストトークは、NPO法人soar代表理事の工藤さん。
"家族"だと、血のつながりのある関係にフォーカスされるけど、血のつながりがない"かぞく"もあるから、"かぞく"と表記しているそうだ。
* … * … *
いくつかの記事を交えながらお話しいただいたのだが、べてるの家についてのお話が特に印象に残っている。ドアがボコボコのご夫婦は、なかなかインパクトがあった。
イベント後に、じっくり読んでみたのだが、心がじんわり温かくなった。
この記事の所感も盛り込んでしまうと、とてつもなく長くなってしまいそうなので、ここでは割愛しようと思うが特に心に刺さった言葉を少しだけ。
弱さを共有して、苦労を楽しむ。
苦労を分かち合うだけで、心が楽になることもある。
みんなそれぞれ大変だけど、なんとか今日も生きていこうか。
* … * … *
もう一つ印象的だったお話がある。
パートナーについてのお話で、このように仰っていた。
「周りから見たら変わっているかもしれないけれど、
私たちとしては、成立している。」
私たちとしては、成立している。
この言葉に、パートナーシップのすべてが詰まっているような気もした。
私と相棒さんは、周りから見たら変わっているだろうなぁと思う。
Googleドライブには「スルメと酒豪」フォルダーがあるし、ちょっとした共有をするためのドキュメントや話し合いたい議題についてのドキュメント、デート代を管理しているスプレッドシート・・・
「仕事かよ!疲れる!めんどくさい!笑」と周りには突っ込まれるが、お互い『必要に応じて適度にビジネスライク』な関係が心地いいから、私たちとしては成立している。
プログラムプチ体験で感じたこと
ゲストトークの後、プログラムプチ体験があった。
テーマは
あなたが「ありのままの姿を受け入れてくれた」と感じた経験
①いつ、誰から、どんな状況で?
②その体験は、人生にどのような影響があった?
短時間の中、私がパッと浮かんだのは、この経験だ。
①中学生の時。母親。部活で仲間外れにされて学校を辞めたかった。
②「お母さんは、どんな時も味方だから。」と言われ、家族の大切さとありがたみを感じた。
ありのままを受け入れてくれるのは、存在承認につながるものがあるなぁと感じた。他の方のコメントも見てみたのだが、母親とのエピソードが多く、『母の愛は偉大だなぁ・・・』なんて思ったりもした。
ゲストクロストーク
ゲスト3名によるクロストークで、特に印象に残っているのは
「結局、教育にいきつくよね。」
というお話し。
大学で教職課程(家庭科・栄養教諭)を履修していたので、諸外国の教育について学ぶ機会も多かったのだが、日本の教育には疑問を抱くことが多かった。
(その他にも違和感があり、教育自体は好きだが、教員の道には進まなかった。)
日本は、あまりにもディスカッションの機会が少ない。
そりゃ話し合いに難易度を感じてしまうカップルも増えちゃうよなぁと感じたりする。
だって、話し合った経験が少なすぎるから。
(あったとしても建設的じゃなかったり、プライベートな時間ではしてなかったりね。)
クロストークの内容とは少し逸れてしまうが、特に性に関する話題は、まだタブー視されがちなように感じる。
先日、読んだ記事が興味深かったので、シェアしたい。
この記事を読んで、ふと思い出したのが「赤ちゃんは、どうやってできるの?」について、絵本で学ぶ習慣がある国があったということ。
(セックスなどについても、対象年齢に沿って、学ぶ習慣がある。)
どの国だったのか忘れてしまったのだが、調べてみたら日本にも性教育読本が存在した。
(大人の方が読んでも学びがある内容だと思うので、ぜひ目を通してみてほしい。)
私の母は、
幼少期から女性器を清潔に大事にすることであったり、小学校の性教育で生理用品の使い方を教わる前に教えてくれたり、思春期には性被害に合わないようたくさんの話をしてくれていた。
はじめて彼氏ができた時には、「ちゃんと避妊するんだよ。」と言われたり、大人になってからは妊娠・流産についての話もしてくれた。
自分が親になった時、性に関する内容も含めて、子どもに伝えられる親でありたいなと思ったりもした。
#家族と歩む人生の旅 に参加してみて
”かぞく”や”パートナーシップ”って、本当に多種多様で、何が正解で何が不正解という二元論ではなくて・・・やはり当事者間での「話し合い」は、とても大事だと思った。
『周りがどう思うかではなく、自分たちはどうありたいか。』を今後も話し合っていけたらなと思う。
* … * … *
そして、もう一つ改めて思ったことがあった。
相棒さんは、
ちょっとしたことでも「ありがとう」とすぐ伝えてくれる。
それは決して当たり前ではなくて、とても有り難いことだなと思う。
LINEのトークを検索してみたら、予想以上にお互い感謝していた。
「ありがとう」や「すきだよ」は、
何回言われても嬉しいし、あつたさんが仰っていた存在承認にもなると思うから、これからも積極的に使いたい言葉だなと感じた。
* … * … *
イベント直後に同じタイミングで
🦑「今回のセミナー紹介してくれて、参加するためにフォローしてくれてありがとうね。」
🐣「そして何より自分のパートナーも参加していることが、とても良きでした。リアルタイムで感想を送りあえるの最高。」
と送り合っていて、とても平和で和んだ。
* … * … *
とても素敵なイベントだったので、自分のための備忘録として、あまりまとまりのない文章だけれど、書き残してみた。
ーおわりー
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