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取り急ぎCPIの感度とNasdaqのお話
CPIの結果のデータは皆様見ている通り、CPI値は下がっており、9月利下げ案がほぼ確定となり、9月と12月にあるかどうか。
今回のCPIに向けて投機が進んでいたこともあり、コールロングがまだ捕まっている状況なのはわかるでしょう。
Nasdaqもそうであるし、個別株のテスラなんかは、コールのアンワインドやヘッジは終日続いており、テスラについては、ロボタクシー延期に係わるニュースのお話で、コール売りに加えてプット買いが追加されネットデルタは悪化している状況。
株価の指数を見てわかる通り、中小型のラッセルが強烈にあがっており、Nasdaqが大きく売られている。
これは、ヘッジファンドの最近の流行りのポジションがNasdaqロングとラッセルショートのペアトレード。特に金融等のバリューをショートしている。
明日から決算シーズンも始まるため、このペアトレードをアンワインドするタイミングとしては、ベターなタイミングということもあり、このような値動きとなっている。
指標発表も一旦は落ち着いた形なので、グロースのロングを手仕舞いして、銀行系の決算から始まっていくので、決算前にシクリカル系のショートも手仕舞いしカバーをかけてるよという流れなので、シクリカルに金を入れているわけではなく、あくまでも決算前のショートカバーが目的ですよとお伝えをしておきます。
簡単に話すと米株はそんな形なので、ある程度流れが理解できないと、バブル基調の時くらいしかそもそも株では儲けられませんよというお話なので、ご注意を。
常に寝てても金が増えると甘えた時は、マーケットの調整相場の時は指をくわえていることしかできないので、マーケットでやるなら市場のプレイヤーは誰で何をしているのかを想像しながら立ち回りましょう。
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