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直近のマーケット話

基本的に独り言として聞いてもらえればと。

本日は日本株のマーケットについて書きます。

日本株はTwitterにも書きましたが、現物主導で先週から株が物色されており、今週もそれが継続。

特に自動車から始まり、金融株から防衛、電子機器まで幅広く買われており、大型のグロースまで強い状況。

買い手のところは明日には投資主体売買動向のデータで明らかにはなるが、物色先と売買代金から鑑み
て外国人主導の現物フローが入っていると思料。

本来タイミングとしてはこの時期ではなくもう少し後にはなるのだが、国内勢の総売り分を吸収した形です。

こちらもメルマガ外においては、Twitterにで自動車触られた週にそろそろだねという形でツイートさせてもらっていますので、感覚と興味のあるものはそちらで発信しています。

先週水曜日までは日本にいたので、個別株については触っているのでツイートさせてもらいましたが、基本的に触っている銘柄も含めて、感度は同じなので同じ様な主体先のデータが出ると想定されます。

どちらかというと、日本株全体を買っているという形ではなく、セクター毎に入れたいところで現物を大口が買っているという印象です。

また、日経が40,000円を超えてきましたが、先物動向を見るとかなりショートのポジションが踏み上げられているので、一部のヘッジファンドと証券プロップが踏まれて急いでカバーをしており、日経を上げています。

彼らは、プリヘッジで来週に向けてのポジションで先物を売っているので、その分が乗っかってきており、明日のデータは皆注目していると思います。

来週はETFの分配金支払いに伴う捻出売りのフローは飛んでくるので注意なのと、金利が上昇しているのは月末の日銀政策決定会合に向けた仕掛けもので、株買いもそこの前にいれた人間がいるというのは事実なのと、一旦踏み上げられた先物売りのポジションはかなり入れなおす必要があるので、証券プロップは入れなおしてくると思います。

本日の値動きに関しては、来週に備えた動きで、N/T倍率を見てもらえるとわかるが、グロースに寄った動きでバリューを売っているタイミング。

セクターを見てもらえたら自分の保有株がどのような値動きをしていくのかは、大体月単位で見えてくると思います。

分配金については、出すのはTOPIX主体の株に寄っているのでその動きでという認識で。

最低限バリュー買うならその後ではあるが、基本的にバリューグロースで比較した場合、バリューの強さよりもグロースが強い時期のがトータルは長いのでパフォーマンスにはかなり差が出ます。

一旦の転換点には見えますが、概ねイベント把握、何を買って何を売っているのかというセクターの値動き、大型を買い上げるのは相当な資金量の厚が必要だということ、市場は誰の金で動いているのかの4点を理解して、よく考えながらやってもらえると、先回りでなくてもほぼ同時期に適宜良いポジションが取れると思います。

この辺りのお話は、チャートを指を咥えて線を引いて見ててもわからないので、必ず全体のデータと違和感と周期を追っておくと自然とわかってくるようになると思いますので、暇で相場も触りたいんだよね?という方がいればぜひ追ってみてください。

株は結局自分が良いと思っても誰かが買ってくれないとそもそも儲からないのと、その誰かというのも大口でないとトレンドは出ないので、頭を主観的な発想よりも客観的に見てもらうとわかりやすいと思います。

またオプション先物動向のポジションはのちに指数を動かすので、その辺りも変化を見ておくと、先の未来と何をしたいのかが見えてくると思います。

人間は生活をしていく中で、皆がやっている行動と同じ行動をするようにインプットされていますが、株の難しさは、気付くのが遅く後乗りすると、オークション形式と同じなので、不利な環境になります。

特に地合いが悪くなればなるほどそれが顕著に出るので、相場が良い時のみしかリターンが取れないというのはそういった現象になります。

特に、ダメだと言われていることはしないように心がけて生活をしていますが、株の場合は、少し異なり、ダメだという株であったり行動をしておかないとそもそも先行者利益が取りにいけないというゲームになっております。

結局は安く買って、誰かに高く売りつけるゲームというのが投資なんですが、通常良しとされている人間の行動だと不利になってしまう場合が多々あるので、少し思考を変えたりしてもらえると、うまくいくと思います。

大口が電車に乗ったのを見て、自分も飛び乗り、色々な人が飛び乗ってきたら、大口が降りるのを見て自分も降りるという行動なだけではあるんですが、人間は損切りと利が乗っている時の安心感には弱いので、現実社会とのギャップの難しさについては、よく理解はできます。

今は結局上がっているので、特に何もコメントはないですが、上昇局面、下落局面、レンジ局面と3割の上昇局面は特に気にせずできると思いますが、株は残りの7割の部分で損失回避であったり、手法であったり、パフォーマンスが大きく変わるので、色々とその辺を強化できると面白くなるとは思いますので。

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