男性の僕がメイクを勉強して感じたこと。

最近、よく耳にするようになった言葉『ジェンダーレス』

ジェンダーとは"社会的意味合いから見た、男女の性区別"

つまり、ジェンダーレスとは男性っぽい女性だったり、女性っぽい男性だったりの事を指すのです。

僕自身、アイドルや声優が好きというのもあって女性への憧れみたいなものはかなりありました。

ならば、いっそのこと化粧をしてみよう!と思ったのです。

自分が女装をすることによって男性で生きていては一生わかることの無い苦労を知ることが出来たので書いていこうと思います。

1 化粧品を揃えるのはお金がかかる。

化粧をするには勿論化粧品が必要になるわけです。

化粧品にも色々な種類があり、下地やらファンデーションやらアイシャドウやら。

プチプラと呼ばれるドラッグストアで手に入る化粧品を使ったとしても一通り揃えるには大体2万円ほどは初期費用としてかかりました。

それに加えて化粧品というのは消耗品なので定期的に買わなければならないのです。

女性は男性と違って定期的にかかる費用が非常に多いことを感じました。

2 そもそも化粧というものが難しい。

『え、化粧品なんて適当に買って使えばいいだけでしょ?』と思っている男性も多くいると思います。

しかし化粧品にも洋服と同様で自分に似合うもの、似合わないものが存在するのです。

自分に似合うもの、似合わないものを識別するには多くの時間を割かないといけないのだなと感じました。

僕が1番難しいと思ったのはアイラインでした。

右利きの僕が左目のアイラインを引くというのはとても難儀なことで、アイラインをしっかり綺麗に引けるようになるにも沢山の練習が必要なのだなと感じました。

3 女性のメイクを褒められるようになれた。

正直、これが一番自分の中では大きいです。

化粧をすることによって、自分の顔を細かく観察するので『鼻が高かったらこんなメイクが出来た』『二重だったらな。』など色々な事を考えさせられます。

そのため、女性の顔を見た時にどこのパーツが整っていて素敵な部分なのかというのが分かるようになりました。

そのため、『○○ちゃんは可愛いね!』ではなく『○○ちゃんのここが可愛いね!』と具体的なことが言えるようになりました。

他にもコスメの知識が付いたおかげで、プレゼント選びなどでも困らなくなりました。

メイクを通して女性に対し感じたこと。

僕が男性なのでよく分かるのですが、男性は見た目の良い女性の方が好みます。

『そりゃ、可愛い子が嫌いな奴なんて居ないだろ。』と思いますが、やはり女性よりも男性の方が見た目重視の人間が多いと思うのです。

そのため、その裏で化粧などの努力を重ねて頑張って可愛くなろうと頑張っている女の子が沢山いる事も改めて考えさせられました。

可愛くなろうと頑張っている女の子に対して『お前ブスだな〜(笑)』と気軽に口にする男性も多いと思いますが、その言葉は影で努力している女性に対しての侮辱だなと思ったので一生口に出来なくなりました。

頑張って可愛くなろうと頑張っている女の子に寄り添えるようなかっこいい男を目指していきたいと思いました(笑)

ps

最後に女装した僕の写真を載せておきます。

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