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tokyo_ueno
2020年8月25日 23:03
大阪で生まれたものの、ルーツは済州島あった。しかしほんの少し済州島にしかいることができなかった。そして渡日後、入れ替わるように四・三事件が起きた。以降金石範は事件にたいして、単なる糾弾だけでなく、贖罪の気持ちもあり、「鴉の死」「火山島」など、この事件をモチーフにした作品を書き続けてきた。 事件は時代とともに風化したり、逆にそこにいた人々とは違った意味合いが、歴史として残ってしまうことにある。
2020年8月18日 00:06
【あらすじ】 主人公、鍋田久夫は大阪・大東市で、大手金属加工企業の下請けとして、主に特殊なネジを製造している会社を経営している。起業したのは父であったが、その父が仕事中に交通事故で亡くし、26歳で会社を任されることになった。幼少時にすでに母も亡くし、兄弟もなく天涯孤独となった。しかし29歳の時に商工会幹部の紹介で光子と見合し結婚した。ところがある日、実家のある野崎観音へ行くと行ったまま蒸発してし