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くりきんとんがゆく vol.15「おやっさんの行動原理」

「くりきんとんがゆく」は、毎月第一金曜日、FM川口が午後7時からお送りしているラジオ番組「メタリックフライデー」で、DJおやっさんが担当するコーナーです。ここには、そこでお話した内容を記録していきます。

2022年12月2日放送分より。。。

きょうのBGMは、BGM(Perfidia (パーフィディア)/ Phyllis Dillon)
https://music.apple.com/jp/album/perfidia/1144209152?i=1144209386

歌っているフィリス・ディロンは、70年代を代表するロックステディではかかせないジャマイカの女性シンガーです。

原曲は第二次世界大戦前の1939年に書かれた、有名な映画「カサブランカ」でも使われている名曲で、日本ではヴェンチャーズで有名、ナット・キング・コール、グレンミラー楽団等もカヴァーしてます。

きょうのテーマは「おやっさんの行動原理」です。なんだ?その行動原理ってのは?ってなっちゃうと思うんですけど。。。

くりきんとんがゆく的2022年ふりかえり

ま、その前に、2022年も終わろうとしているんで、くりきんとんがゆく的に少し振り返りをでもしておこうと思います。

今年もくりきんとんで、いろんな話をさせてもらいました。最初の1月の放送では「2022年、日本のものづくりをもっと輝かせるために」というテーマで、それぞれが磨いた技術であったり知識であったり経験であったり、そういったことをもっともっと発信しましょう!PRしましょう!と。

それから、ツイッターでちょっと話題になった「おーい!アトツガセ組の親父たち!この後におよんで、なにしようってんだ!」を紹介して、「アトツギ、アトツガセを考える」というテーマもやりしました。継ぎたい、そう思える魅力ある会社にしていくために、若い世代にチャンスを与えてみよう。アトツギが、何か新しいことをやってみたいと言ってきたら、自由にやってみなって言ってほしい。なんて話とか。

「小さな人間には大きなスペースがある」っていうテーマでは、小さいからこそ得意な分野であったり、フレキシブルな対応が可能だったり、スピード感だったり。我々の力を発揮する場面は、無限にあるんじゃないか?ビジネスの世界も、大きい小さいで勝ち負けを言いたがりますけど、そんなことは気にせず、自分の持っている得意技、特長をいかに発揮するかが大事なんで。会社の大きさがその会社の価値を決めるわけではないと。

あと、スペシャル企画でインタビューにも挑戦してみました。「日本が誇る小さな大企業 HILL TOP 山本昌作さんに聞く」と題して、うちの会社を訪問してくれた山本さんにお話伺って、自分で録音、編集して放送させて
もらいました。

さて、今日のテーマの「おやっさんの行動原理」のお話に

くりきんとんがゆくで展開している持論っていうのは、実は、自分なりに定義している原理に基づいているんですけど。それはなにかっていうと「GIVE & GIVE」っていうものなんです。

普通は、ギブ&テイクっていうと思うんですけど、これだと、提供するものと得られるものは、1対1にしかならない。つまりそこからは成長とか拡大とか、プラスアルファは生まないと思っていて。だから、ギブをどんどん積み重ねて大きくしていく必要があるんじゃないのかっていうのが、おやっさん的な考えで。

ここで言う原理っていうのは、目的を達成するため基本的な方法、手段のことになるんですけど、自分の中で、事業を成長させるという目的を果たすために必要なのが、自分の行動原理、つまり「GIVE & GIVE」って考えてるんです。

じゃあ、実際にその行動原理を進めていくのにはどうする?っていうと、自分からギブを重ねる場を作る、仲間を作る、コミュニティを作る、ラジオ番組をやらせてもらってるのもその原理にかなっている行動というわけです。

みんながギブし合う環境があって、たくさんのギブが集まって相乗効果が生まれたときに、はじめて、テイクは何倍にもなるだろうという考えを実践するために、自らいろいろな行動を起こしているというのが、まあ、それなわけです。

10年くらい前に、経営者としていろいろと悩んでいた時に、この考えにたどり着いて、やみくもに行動を起こしたんですけど、今になって、ほんとにテイクが生まれ始めているって実感していて、そのひとつが、町工場プロダクツであり、自社ブランド、自社製品だったりします。

ということで、2023年も自分で決めた行動原理てやつから、ブレちゃうことのないようにように、くりきんとがゆくをやっていきますので、よろしくお願いします。

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