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療養経過メモ 雨と寂しさ

最近は2週間ごとの通院頻度になっているが、状態は極めて安定して良好である。ラミクタールの効果が想像以上に高いのだろう。2月頃のつらい状態のときとはまるで別人のように調子が良い。病気かどうかが重要なんじゃなくて、どうしたら生きやすくなるかが重要だ、と担当医の言葉に救われる。

最近は仕事も新規案件が増えてきて、いい感じです。そのなかでも、墓地の設計の仕事が取れたのはめちゃくちゃうれしかった。なぜなら学生の時から墓地霊園の設計がしたいと思っていたからだ。なぜ墓地霊園の設計がしたいのかという話は長くなりそうなのでまた別の機会に書こうと思うが、一言でいうと生きている人だけでなく亡くなった人のための空間をつくりたいと思ったからだ。生きているわたしたちにとっても、死を隠すのではなく、共存することで、生きていることを感じることができる空間をつくりたいと思ったからだ。とにかく、ずっとやりたかったことができる機会をいただけたのがうれしかった。

あとは相変わらず飲んだくれている。よく飲みに行く友達が、飲み会のあと気分が落ち込むと言っていたが、自分だけじゃないんだなと思った。寂しさに負けてしまうとまた飲んで落ち込んでを繰り返して無限ループになってしまうから、どこかで耐えなきゃいけないんだよな。さっきまですごい激しい雨が降っていたけど、今は穏やかな雨になった。そういう感じで寂しさも時間とともに落ち着くものなんだろう。決して雨が悪いわけじゃない。雨のときの過ごし方を知ればいいだけなんだろうな。雨が降らない季節はないけど、止まない雨もない。って友達に言ったらポエムって言われそうだからここだけに書いておこう。

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