【日記】春休みが終わる

今年は桜の開花が遅くて４月半ばの今も桜がみれて春だなーと感じられて嬉しいです。

私はフリーのデザイナーなのですが
主にアパレルデザインの仕事をしています。

アパレルブランドは大体1年後に売り出す洋服を製作しています。

私のざっくりとした仕事のスケジュールは春に「25年春夏」のデザイン、
秋に「25年秋冬」のデザインをします。

デザイン企画が通るとサンプルを作ってバイヤーさんたち向けの展示会を開きます。
私はほぼデザインしかしていないので展示会の準備や運営は他の人がやってくれています。
出来上がったサンプルのチェックと修正は私がやります。
あーでもないこーでもないと言って生産管理の人にストレスを与えています。
デザイナーは業界のヒエラルキーだと株主の次に上の部分にいるんだと思います。
もちろん会社によると思いますが。

来週「25春夏」コレクションの打ち合わせがあります。

「２４春夏」の展示会が３月の上旬に終わってからのモラトリアム期間が終わります。
大体１ヶ月くらいの春休みですね。
私は仕事が大好きなので新しい仕事ができるのが楽しみで楽しみで今から待てない！って感じです。
休みの間はやりたいコンペに応募して楽しんで創作していました。
最高の人生です。

最近読んだ「具体抽象トレーニング」に影響を受けまくっていて
私の抽象度も爆上がりして創作も格段にスムーズに進んでいます。
アイデアが溢れすぎて具体化が追いつかない状態です。

抽象的なデザインにより過ぎているのは少々問題な気がしますが私は面白く感じているのでよしとします。

春休み中もコンペで優勝できたので日銭を稼ぐことにも成功しております。
最高です。

そして今年買ったセネカの哲学書３冊17000円が48000円で売れてしまいました。
せどりにも成功しましたw
売上で早速新しい本を買いました。
『トリストラム・シャンディ』楽しみ！

最近の抽象ブームで今はトマスピンチョンの「重力の虹」を読んでいます。
ものすごい小説です。抽象度が高まっているので結構楽しく読めています。昔はトマスピンチョンの何が面白いかわからなかったのですが今なら少しわかる気がします。
誰にも真似できないすごい境地にいる作家なんだなと思っています。

読み終わったら感想書きます。
死ぬまでに読んだ方がいい１冊に入る名作だと感じでおります。
（まだ100ページくらいしか読めてませんw）