⑤大森海岸~京急蒲田:東海道へようこそ
鈴ヶ森刑場で国道15号線と合流したのち、交通量の多い道路を進みます。
大森は海苔屋がいっぱい!昭和38(1963)年に海苔の生産が終了するまで、大森は海苔の養殖・問屋業の一大拠点でした。
京急大森町駅の海側にある、「大森のりのふるさと館」では、当時の海苔生産・出荷の様子が紹介されています。海中からの海苔の収穫、そして深夜に始まり、日の出までに海苔を整える作業。大森町から平和島にかけては今も多くの海苔店があります。
旧街道の面影は、ミハラ通り、するがや通りに残りますが、このルートの大半は、昭和の京浜工業地帯を実感させるものです。国道15号線は、江東区あたりを歩いているようにも錯覚しました。いずれも東京大空襲を受けており、戦後に新しく道路が敷設された地域なのですね。
春の蒲田、花咲く蒲田(「蒲田行進曲」)。
高架化された京急蒲田駅は、櫓のような長屋のような、巨大な姿で暗闇に浮かんでいました。
※参考リンク
ミハラ通り(大田区)
https://ota-tokyo.com/ja/destination/mihara-street/27805
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