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⑪保土ヶ谷~戸塚:東海道へようこそ

保土ヶ谷駅前の商店街を抜けると、踏み切りの手前には焼き鳥屋が!ひっきりなしに地元住民が買って帰る(持ち帰り専門、営業日要注意)。

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小さい山のようになっている大仙寺に気がひかれるが、東海道中としては踏切を越えて一本外側へ。
この先、一気に相模国の緑深いエリアとなり、長い坂が続きます。


境木地蔵。むかしお地蔵さんを江戸まで運びきれず、この地に放置したのが由来とか。…鎌倉に近づくと、どうも昔話が増える気がする。

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権太坂。“ちょいとすみませんがね、この坂はなんという名前ですか?”“えぇ?”“坂の名前はなんですか?”“あぁ、おらか、おらぁ権太”という会話があったとかで、その人の名前が付いたらしい。

焼餅坂。焼餅屋があった、今はない。昔はあったと案内板に説明されているだけに、無駄にお腹が減ってしまう。

品濃坂一里塚。JR横須賀線東戸塚駅の東側あたりが、品濃坂。ここの一里塚は保存状態がよく、一里塚の“こんもり”を体感することができる(高輪大木戸門以来)。新緑萌える小雨の日に歩いたのは正解で、心地よく鬱蒼とした雰囲気が、江戸から少し離れたなと実感させる。

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このルートを歩いたとき、紙の地図で行くことの意義を再確認しました。適度に迷い、それによって感覚が磨かれます。セットバックして神社がある、神社にぶつかったらだいたい曲がるなど。

戸塚駅に向かっては工場地帯の道路ですが、信号機の名前は時代劇風で「江戸見附前」「吉田大橋」と続きます。

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戸塚から先、再び線路を越えて山側を進みます。

#東海道 #Tokaido #ウォーキング #ランニング

※参考リンク
栗山の銘菓:境木の歴史
http://www.wagashi-kuriyama.co.jp/history/


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