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⑱国府津~小田原新宿:東海道へようこそ

国府津駅を出て、案内標識もぐっと静岡寄りになってきました。

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なぜかアメリカ感のあるヨークマート(屋根が平らで表記がアルファベットだからかな)の手前には、「連歌橋」という風流な名前の交差点が……。なぜ連歌なのか、いつから連歌なのか。調べることがまた一つ増えました。

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そして、酒匂川!河原の見本のような、広大な開放感。
馬入川、六郷川もすごかったけど、酒匂川もすごい。この三つはぜひ徒歩で渡ってみるべきです。

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校庭にいつもいた勤勉ボーイ、二宮尊徳の苦労譚も、酒匂川に関係があると知りました。豊かな農家に生まれたが、酒匂川の氾濫で家は没落、さらに両親をなくし厳しい幼少期。成人してから農村を復興させ、明治後期に修身の教科書に取り上げられたという志士なのですね。

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酒匂川の興奮冷めやらぬまま、小田原市街へ。
この小田原という街、あれだけ北条氏で栄えたにも関わらず、現在は“なんとかこだまが停まる”、“小田原って熱海の先?手前?”、程度の扱いに甘んじているのを見て、筆者は胸を痛めること少なからずです。
小田原の街の安定感、こじんまりとしたまとまり感には、昨日今日の新興都市には真似できないものがあると信じます。

新宿(しんしゅく)の交差点に着いて、今回のルートはここまで。小田原駅LUSCAで柏餅を買いました。

※参考リンク
二宮尊徳の遺跡めぐり(小田原市)
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/corridor/sontoku/

#東海道 #Tokaido #ウォーキング #ランニング


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