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⑯大磯~二宮:東海道へようこそ

強風!強風の日にこのルートはおすすめしません……(よりによって)日本橋~箱根関所で海に最も近づくのが大磯〜小田原間。目に耳に、砂が入り込みました。平らな国道1号線を淡々と進みます。

「湘南発祥之地 大磯」。中国湖南省の洞庭湖に注ぐ川、湘江の南側に似ている、ということで「湘南」。似ていると言えたということは、湖南省の人が大磯に来たか、大磯を知っている人が湖南省を訪れたか、ですよね。いつだれがそう思ったのか、本当に似ているのか、確かめてみたくなります。

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新緑と権力者文化遺産。古河電工大磯荘、明治記念大磯邸園(大隈重信、陸奥宗光、伊藤博文。国交省が保全・公開計画を立てたらしいが、2020年の段階では廃墟でした)。

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明治18(1885)年には、陸軍軍医によって日本初の「海水浴場」が照ケ崎海岸に開かれ、明治半ばからは避暑地・別荘地としてのブランドイメージが定着しました。

上方見附跡、一里塚、本陣跡はどれも目立ちません。それよりも、鴫立庵、さざれ石、切通し、といった和の風物見本帖的な地名は特筆に値する。バス停の名前も渋いです。

大磯プリンスホテルは、駅からの距離的には二宮プリンスホテルだろうと思いながら、帰路につきました。

#東海道 #Tokaido #ウォーキング #ランニング

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