③田町～品川：東海道へようこそ

札ノ辻、流れ込む大動脈。
国道15号線と三田通りが交わる、交通量の多い交差点です。江戸時代には「高札場」、公の掲示板があった場所でした。車が行き交う現在も、物の流れと活気を感じます。新駅が高輪「ゲートウェイ」と名付けられたのも、このような歴史的背景を参照しているようです。

札ノ辻の高札場が、後に移転したのが高輪大木戸。
大都会のアスファルトを進むと、品川駅の手前で突然、プチ迂回をさせられます。直線的な車道とは対称に、人間の手作り感のある迂回で、そこにこんもりと残る山が、高輪大木戸門跡です。

高輪大木戸門跡を過ぎると、間もなく品川駅。
それまでにすれ違う人はスーツ姿のサラリーマンが多いのですが、ここから駅までは、急に観光客の姿が多くなります。

※参考リンク
札ノ辻と高輪大木戸
https://www.city.minato.tokyo.jp/shibachikusei/shiba/koho/documents/shiba17.pdf

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