英検1級一次試験の結果とここまでの勉強記録

ようやく国試終わって医学の勉強から解放されたKRASです!
そして!
先日受験してきた英検1級の結果がでました!






超ギリギリですが無事合格してました!

LとWは合格者平均と比べるとやや物足りない感じがありますが、Rは単語を重点的に対策した結果が出てよかったです。

需要があるかわかりませんが、医師国家試験と並行しながら英検1級一次試験を突破した勉強法を記録として残しておきます。

筆者のスペック

地方公立中高→地方医学部6年生。人生で一度も留学経験はない。高校時代に英検準1級を2度受けたが合格基準にかすりもせずに不合格。大学受験で受けたセンター試験英語の点数は168。大学入学後しばらく英語とは無縁の生活を送っていたが、なんやかんやで5年生で米国の医師国家試験(USMLE)に合格したのをきっかけに英語に対する勉強に目覚めた。6年生6月に英検準1級一次試験に合格するも、今度は二次試験の面接で落とされ、四苦八苦して11月にようやく面接を突破した。その後、ここまで自分を苦しめた英検協会に一矢報いよう(笑)と思い立ち準1級合格後すぐに1級を申し込みここに至る。

使った参考書

単語帳:パス単1級(5訂版)、パス単準1級(4訂版+5訂版)、TOEFL3800

過去問:旺文社の過去問

ライティング対策:最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇

具体的な勉強法

①単語を1日20単語ずつ、365日かけて覚える
まず初めに人それぞれ得意不得意があると思いますが、特にリスニングやライティングがそこまで得意ではない私のような非帰国子女が英検1級を合格するのに最も安定する方法はボキャブラリーをつけることだと思います。ちまたでは「ライティングに特化して合格した」というような言説が散見されますが、独学でライティングを極めるのには限界があります。地方に住んでいて質の良い英語塾に通えない人は尚更そのlimitationを抱えることになります。それと比較して、ボキャブラリーを覚えることは単語帳を買えば誰でもできる勉強・対策であり、試験本番でも語彙問題で4択の中から正解選択肢を選べば長文読解1問と同じ点を稼げることを考慮しても最もコスパの良い勉強法だと断言できます。
英検1級に特化した対策は11月に準1級をpassしてから3ヶ月程度しか行っていませんが、単語の勉強自体は1年間かけてコツコツ続けてきました。単語帳はTOEFL 3800(ランク4まで全て)→パス単準1級(4&5訂版)→パス単1級(5訂版)の順で全て覚えました。およそ7000単語くらいのボキャブラリーが付きます。ここまで全て覚えると語彙問題で20〜22/25くらいは安定して取れるようになります。

「んなこと言っても覚えられネんだわ」


って方、気持ちがめっちゃわかります。私が英検準1級に2連続で落ちたときも明らかに語彙力不足が原因で落ちましたから。じゃあどうやってこの量の単語を覚え切ったのかというと、「Anki」というPC/スマホアプリを使って覚えました。調べると他の方がすでに良質な記事を書いているのでこの記事ではAnkiの使い方について言及しませんが、1年間毎日継続できれば英検1級に合格できるだけのボキャブラリーを獲得できます。

②ライティング対策
ジャパンタイムズのコンテンツブロックを20〜30個くらい暗唱できるまで覚えてみました。これはハードでしたが、自分で自作した文章がはたして採点受けの良いものに仕上げられるか不安だったのでやむをえずこのような形で対策しました。grammarlyを使って対策することも有用な手段になるかもしれません。試験本番はここで覚えたコンテンツブロック2つとその場で即興で考えたパラグラフ1つを書いて200文字埋めました。

③過去問研究
当日の試験時間は非常にタイトなので過去問は最低でも2〜3回分は解いておくことをお勧めします。目的は知識をつけることよりも時間感覚を身につけることを意識して演習しました。
時間配分についてですが、真っ先にライティングに着手して見直しを含めて25〜30分以内に完成させ、残りの60〜70分でリーディングを解ききる戦法で挑みました。最後の長文は長いし改行多くて読みづらいしで正答率は最後まで安定しませんでした。なので、最後の1,2問はハナから捨て、リスニングの先読みをすることで少しでもスコアを伸ばす方向でいきました。本番はリスニングのスコアがあまりよくありませんでしたが、先読みは非常に重要なテクニックだと思います。リスニングセクションは選択肢を吟味する時間がほとんどないので、自信のない方は積極的に先読みすることをおすすめします。

伝えたい記録は以上です。二次試験も一発で突破できるように頑張ります!


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