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最近の好きごと

今晩和、キリヒラです。今、レコードにときめきまくっています。

近頃、音楽を聴いていても楽しくなかったんです。なぜかと考えてみましたら便利すぎて余裕すぎてシャクシャクすぎたんですね、音楽を聴くための環境が。聴くのも探すのも至れり尽くせり、便利すぎて逆に不憫(不便)ですわ、みたいな。贅沢な話ですけどね。退屈になってしまったんです。 そこで音楽を聴かないという選択もありだと考えましたが、思いついたのがレコードでした。ディスプレイ用のLPが視界に入ったのがきっかけでした。CDで散々聞いてきたアルバムを今、レコードで聴いてみたいと。そんな感じで久しぶりにレコードの世界へGo Toすることに。その視界に入った盤というのがこちら。

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いわずものがなのX(無印)パイセン『青い血』です。曲順はCDと違いまっせな2枚組~見開きジャケットがカッケーです☆ 

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しかしプレーヤーは実家でステイホームしているのでまずはそこから。選んだのはTEACさんのTN-3Bです。子供の頃は家にあったプレーヤーでぼっさりレコードを聴いていただけの初心者にはお値段や性能も丁度良さげだったのでこれにしました。ボディは鏡面仕上げのピアノブラックでアームの形が渋くて気に入っています。

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盤の上に乗っている銀の円盤はスタビライザーというもので、盤を押さえて安定させるものです。これは別売で山本音響工芸さんのRS1というのものを使っています。回転が安定して音もグッとかなり良くなる優れものです。あからさまに変化しますのでおすすめです。あとはプレーヤー付属のターンテーブルシートがフェルトで頼りなかったので交換しました。柳出電気商会さんのBR-12というやつで、これも盤の密着度が増して回転が安定~音も変わります。こちらもやはりおすすめです。これらはプレーヤー到着後間もなく足したオプションでして既にこの時点でレコードへの好きがかなり育ってしまっています。

そんなわけで最近は音楽がレコードで聴くのがトレンディなおっさんと化しています。次は針やなぁ、いやいやスピーカーやな、、、とか考えながらムフりムフりしています。

物はデカい、傷をつけないように取扱い注意、片面が終わるたびに盤は裏返し、音飛びもあるし、アナログ盤はCDよりも値段が高め、、、と現在の音楽を聴く環境とは直球真逆ではありますが、それらの所作の一つ一つが愛おしく音楽を聴くことが特別な事として自分の中で生まれ変わった感があります。海外でアナログ盤のリリースは珍しくないですが日本でもアナログ盤を出してくれるアーティストが増えてきていますし、この21世紀も20年過ぎて作られるレコードというものにもロマンを感じます。自分の好きなアーティスト達にもどんどんアナログ盤をリリースしていってほしいものです。

そんなわけでレコード、おすすめですよ。

今回はこんな話でおしまい。

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