ネガティブな反応を個人化し始めたら使える技

おさらいも兼ね包み隠さず、自分の体験をもとに書きます。#CBT(認知行動療法)#DBT(弁証法的行動療法)


・準備・・・まず日々の体験でどういう時に自分が嫌だなと思うか記録して準備しておく

・気づく・・・その感情が起こっている最中に気づけるようになる・・・(何年もかかるかも)ここで感情のボルテージ/危険信号/もやもやetcが上がっていっているか、高い状態。

・認知する・・・気づいたら心の中で文章にでき、すぐに反応せずにとどめる。
・マインドフルネステクニックを使う・・・文字を数える、100から逆に数える、計算する、色や線や形、質感等あたりの景色に注目する、心のなかで雲や川とともに負の思いが流れる感じを想像する等。

・書き出す・・・主観で起こったこと、思ったことを細かく書き出す、それに対する客観的反論を書く、反論と主観を受容し、合意された解決策を書く。
・認知バイアスに気づく・・・普段当たり前に考えている心の偏りが洗い出される。

・問題を避けることができる→必要あれば先の導き出された解決策を後から誰かとの穏便な和解や距離感のはかり方につなげることができる。

・相手と自分の状況、感情をを切り離して考えることができる。

・相手の負の感情に対して自分の防衛心を思いやりに変換できる。

個人的に、自分が正しいから潜在的には間違っている誰かを受容する必要がないと思っている、正義感が高いからこそ摩擦が起こりこういうテクニックが必要になってくる場合がある。正義感の裏側として身内を守り対するものと戦うというある種の二極化思考のバトルがあると言えるのではないでしょうか?
正義感をその先のレベルに高めたいなら、そこにお互いがお互いの事を聞いて問題がないという状態にする=保護こそそれかと思います。このすごく細かな秒単位で行われる感情の動きを把握する感情の戦略がそれに対して有効でしょうか。

あらゆる形のコミュニケーションの中で、お互いの正義を理解して間を取るというのが毎回行われているわけですね。

裏を返せばそれが失敗すると違いに優劣善悪をつけ排除する社会構図が出来ていていつの時代も課題になっているのかな。

最近徐々に「本当に和解したければ両者の意見を聞き入れ尊重し、白黒つけるべきではない。争わない努力と感謝を示す」というアイデアが浸透しつつありますが、結構ここまで行くのは大変で、白黒つけない事にたいして白黒つけ始めたりするものです。

お互いの違いを表裏一体の良い側面・良くない側面として気楽に冷静に見て、スペースを取ったりユーモアと愛でカバーしたいものです。

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