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自由への疾走、イマジン(想像してみて)、社会情勢のいま、深夜書店。

 ずっと、ずっと、はるか昔。
 みんなでちからをあわせた成果の取り分を、
 それぞれの働きに応じて分け前は決められてた。
 ひとりあたりの取り分、
 それを、‶当たり前〟と云ったらしい。
  
 あたりまえ、があたりまえではなかった時代のこと。

 ひとりのあたりまえ、が成果につながること。

 想像、するしかない社会情勢のいま。

 そ~いえば、こないだの年末、古い時代からの友人と飲む機会があった。
 懐かしい、。
 bar営む幼馴染友人も一緒に、。
 
 酒なんか飲まなくても、アホなこと言いあっては笑ってたなぁ、と。
 いつからなんやろう?
 アルコールがないと楽しめへんようになったのは、、。
 とか、いうて、。
 アホみたいに飲んで俺(詩人)はつぶれてしまったけど、、。
 友人が、懐かしい声で笑ってたから、、。
 
 別にこれまでも、社会情勢あってのこと。
 毎晩飲み歩くような生活をしていたわけでは決してないけれど、。
 飲食店が時短営業になって、なんかさみしい。
 
 bar営む幼馴染友人の店は、これまでも充分すぎるほどに感染対策をしていたが、本格的barは要請期間中は時間的にも臨時休業するしかなかった。
 で、これまで昼間から営業していた店は期間限定で時短営業となり、ランチにカフェタイム、見晴らし最高なテラス席のある解放的な店なども時短営業となった。
 社会情勢を考えると、さみしいわけだ。
 昼間は営業しているといっても、俺(詩人)がいまの住まいから離れた地域の店には行くのには気が引けるわけだから、、。

 医療に携(たずさ)わっておられる方々のことも考えて、しっかりと行動しなければならない。
 
 電車乗り越して、駅から暗い道路をとぼとぼ歩いてる元くそったれ野郎、が車に轢(ひ)かれてたりしたら、それこそも大迷惑だった。
 
 老母もいまの世の中、病院に世話にならないようにするのが善行だ、と宣言し、けっこう努力はしていた。
 歩くことにも意欲的だった。
 今年からは住まい地域の高齢者が集まる短期集中トレーニング教室に参加してた。
 しかし、要請期間の影響からたった一回きりで中止になったみたいだ。
 連絡を受けたあとで、記録表にチェック項目、体操の仕方やらのページをめくりながら、つくってもらった名札をはさんであるファイル、をながめている背中が少しさみしそうではあった。

 とはいえ、外出を控えることで、老母から俺(詩人)が消毒液をくまなく吹きかけられまくることもない。
 深夜書店の執筆や投稿にも励める。
 さみしい、ばかりであってはならない。
 投稿されてる方々の記事もこれまで以上に読めるし、、。

 多忙な日々にあっても魅了される記事や、詩、目をうばわれる美しい写真を投稿されている方々、、。
 
 心美しい決意を持って生きる、。そのものだと励まされている。

 もちろん、こころのなかに在ってくれるぬくもりたち、面影も友人たちもすべてに、。

 深夜書店、には過去作品が大量にある。
 その手書き原稿なんかも預けていたbar営む幼馴染友人が早くに持ってきてくれていた。
 にも、かかわらず「真 深夜書店」として発表する予定が先延ばしになっている。
 それだけ、いま現在進行形の時間軸にとらわれていることにも、また何かの因果があるかもしれない、。
 現在進行形の「深夜書店」では固有名詞の名前をださない物語展開だからややこしい、。
 「真 深夜書店」はそのしばりがないので、人物名がでて読みやすい。でも現実離れした設定に関して、少しくらいはムズいかも(笑)。
 ただ、おもしろい、はずではある。映画化希望作品(笑)。
 
 それは、まぁえ~としてだ。
 前回の記事執筆して、女性ドラマーの話題になったし、。
 それで過去作では、まぁまぁ活躍していた女性のことも想い出した。
 時代も恋人だった面影、とかぶっていたのだけども、。
 昔々、レニー・クラヴィッツのライブに、くそったれだった俺を誘ってくれた女性がいた。
 俺はライブには行けなかった。結局、その女性は同僚の女子といったらしい。
 ライブあとの打ち上げ会にも呼んでもらえたとかで、結果よかった。
 女子同士やったからこそ、バンドスタッフから声をかけてもらえたと、。

 動画↓。Lenny Kravitz「Are you gonna go my way」3分41秒

 レニー・クラヴィッツのバンドには、当時パワフルさと繊細さを合わせもつ数少ない女性ドラマーのひとり、ジャズ畑出身のシンディー・ブラックマンがいた。
 女性らしからぬ骨太のロックビート、軽快なファンクビートを巧みに操っている。
 最高にクール。
 女性ドラマー、かっこいいやんなぁ。って彼女は云ってた。
 
 レニー・クラヴィッツの楽曲「自由への疾走(Are You Gonna Go My Way)」のPVで当時としてのカッコよさも確認できた。
 テクニックを誇示するわけでもなく、派手な動作で演出をするでもなく。
 涼しい顔で、さらっと力強く演奏する姿。
 画面越しからも彼女の「器用」さが伝わってくる。

 動画↓。Lenny Kravitz

【歌詞和訳「自由への疾走」】
 【I was born long ago
I am the chosen I'm the one
I have come to save the day
And I won't leave until I'm done】
俺はだいぶ前に生まれた
俺は選ばれた、唯一の存在
俺は救うために来た
そしてやり遂げるまで諦めへん
【So that's why you've got to try
You got to breath and have some fun
Though I'm not paid I play this game
And I won't stop until I'm done】
おまえも試してみろや
息をして、それを楽しめよ
俺は見返りがなくてもこのゲームを楽しむ
そしてやり遂げるまで止まらない
【But what I really want to know is
Are you gonna go my way?
And I got to got to know】
でも俺がほんまに知りたいのは
おまえは俺と来るんか
それが知りたいねん
【I don't know why we always cry
This we must leave and get undone
We must engage and rearrange
And turn this planet back to one】
わからへんのは、なんで俺たちはいつも泣いてるのか
俺たちは元に戻す必要がある
俺たちは闘って、再編成していかなあかんやん
そしてこの星をひとつに戻そうや
【So tell me why we got to die
And kill each other one by one
We've got to love and rub-a-dub
We've got to dance and be in love】
なんで俺たちが死ななあかんのか
そしてお互い殺し合わなあかんのかを教えてくれや
俺たちはいとおしさを手に入れて
俺たちは踊って恋に落ちなくてはならない
【But what I really want to know is
Are you gonna go my way?
And I got to got to know】
でも俺がほんまに知りたいのは
おまえは俺と来るんか
それが知りたいねん
【Are you gonna go my way?
'Cause baby I got to know
Yeah】
おまえは俺と来るんか
それが知りたいねん

 シンディー・ブラックマン
 レニー・クラヴィッツバンドとは10年強組んで、それからはサンタナをはじめとするミュージシャンをサポート。ジャズを基本としているため、すごく自由なプレイスタイル、両手両足のインデペンデントも完璧にこなせるので様々なジャンルに対応できるらしい。
 サンタナでのプレイはラテン、ブルース、フュージョンなど多岐に渡ると、。
 そして2010年に、ギタリストのカルロス・サンタナにステージ上でプロポーズ!!、その後結婚した。
 カルロス・サンタナと妻でドラマーのシンディ・ブラックマン・サンタナ
 このふたり昨年2020年、
 ジョン・レノン「Imagine」をカヴァーし、ミュージック・ビデオを公開した。

 シンディの最新アルバム「Give the Drummer Some」に収録されるだけでなく、アーティストが売上金を寄付できるプラットフォームの「SongAid」と慈善団体の「WhyHunger」と提携し、新型感染によって影響を受けた人々へ食糧を調達するための資金援助に貢献する。
 
 シンディ・ブラックマン・サンタナ ft. カルロス・サンタナ「イマジン 」
動画↓。Cindy Blackman Santana ft. Carlos Santana「Imagine 」5分15秒

【歌詞和訳「イマジン」】 
【Imagine there’s no heaven
It’s easy if you try
No hell below us
Above us, only sky
Imagine all the people living for today
Ah】
想像してみて、天国なんか無いって
その気になれば簡単
地面の下に地獄なんか無くて
頭の上にあるのは、空だけ
想像してみてよ、みんなが今日を生きている
【Imagine there’s no countries
It isn’t hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people living life in peace
You】
想像してみて、国家なんか無いって
難しいことじゃない
殺したり、殺されたりすることもなく
宗教だって無い
想像してみてよ、みんなが平和に暮らしている
【You may say I’m a dreamer
But I’m not the only one
I hope some day you’ll join us
And the world will be as one】
あんたはあたしを夢想家だと言うかも
でも<夢想家は>あたしだけじゃない
いつかあんたが仲間に加わってくれたら
世界は一つになる
【Imagine no possessions
I wonder if you can
No need for greed or hunger
A brotherhood of man
Imagine all the people sharing all the world
You】
想像してみて、独り占めも無いって
あんたにできるかな
物欲も飢えも無くなって
人類は兄弟姉妹なんだ
想像してみてよ、人々が世界を分かちあっている
【You may say I’m a dreamer
But I’m not the only one
I hope some day you’ll join us
And the world will live as one】
あんたはあたしを夢想家だと言うかも
でもあたしだけじゃない
いつかあんたが仲間に加わってくれたら
世界は一つになる


 SongAidは、音楽とテクノロジー業界が提携し、新型感染のパンデミックによって加速した世界的な飢餓危機を撲滅するために立ち上げたプラットフォームだ。
 賛同したアーティストらの新しい音楽がリリースされている。
 「Imagine」のほか、トム・モレロ「Save the Hammer for the Man」や、ダリル・“DMC”・マクダニエル&ヘルレイザーズ「I was Born」などもリリースされており、視聴者がSpotifyYouTube Music、Apple Music、Amazon Musicなどで視聴するたびに、ストリーミングの収益金がWhyHungerの緊急対応基金に寄付される仕組みだ。

 WhyHungerを支援しているオノ・ヨーコは、次の声明を発表した。

「今こそ、世界中の誰もが飢えに苦しまないよう、私たちが力を合わせることが重要です。シンディとカルロスによる ‶Imagine〟 の美しいカヴァーが、この重要なキャンペーンのスタートに貢献し、この重大な危機において、ジョンのヴィジョンである飢えのない平和な世界をもたらしてくれることに胸を躍らせています」
 と、。

 ずっと、ずっと、はるか昔。
 みんなでちからをあわせた成果の取り分を、
 それぞれの働きに応じて分け前は決められてた。
 ひとりあたりの取り分、
 それを、‶当たり前〟と云ったらしい。
  
 あたりまえ、があたりまえではなかった時代のこと。

 ひとりのあたりまえ、が成果につながること。

 想像、するしかない社会情勢のいま。

 
 ジョン・レノン「 イマジン」 
 動画↓。John Lennon 「Imagine 」3分13秒

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