【闘病記録】R-CHOP療法1クール目【2022.06.24~】
こんにちは。
この記事を開いていただきありがとうございます。
かにと申します。
悪性リンパ腫の闘病記録としてnoteを始めてみました。
今回は1クール目に起きたことを書いていこうかなと思います。
中々キツかったです、色んな意味で。
あと、今回から目次なるものを使ってみようと思います。見やすくな〜れ
大まかな出来事
吐き気について
点滴直後は、ちょっと胃がムカムカするくらいでした。
なんだ楽勝じゃん!なんて思ったのも束の間。
げっぷしたら即吐けるほど気持ち悪い。ご飯なんか見たくない!匂いも無理!
吐き気止めの錠剤が効かず、点滴で2回、夕方と寝る前に入れてもらうことに。それでも寝れないほど気持ち悪いので睡眠薬を貰って無理やり入眠。
翌日朝には少し落ち着きましたが食事は取れず。
味覚の変化は人によって違うみたいですが、私はとにかく甘いものがとことん甘く感じました。元々甘いものが苦手なので本当にキツかったです。
吐き気で食べれないのは4日間ほど続きました。ただしどうにかして栄養は取らないといけないので点滴で摂取してました。もぐもぐ。
あとはエンシュア(?)という高カロリーの飲み物が処方されたのですが、あまりにも甘くて2日で断念。あれ、多分副作用なくても飲めない甘さだ…。
吐き気も落ち着き、少し食べれるようになっても、まだ胃はムカムカしていました。食べてはぐったりし、少し回復して食べてはぐったりし……。もはや生命維持のための作業です。せっかくなら美味しく食べたい。
歯が折れた…
下剤を服用した翌日早朝。トイレから出たあとの記憶がなく…。気がついたら倒れて呻いてました。
何とかベッドまで這い戻りナースコール。枕は血だらけに。即夜勤の先生が来てくださり視診。その後CTを撮って歯以外に異常がないことがわかり、一安心。歯はボロボロですが…。顎も頭も無事でした。ヨカッタ。
このまま語るには長くなってしまうので別の記事に詳しく書きました。ぜひそちらをご覧下さい。
皆様、歯は大事にしてくださいね。
脱毛の始まり
がん治療といえば脱毛、みたいなとこありますよね。
看護師さんが「えぇ?!ってビックリするくらい抜けるよ」って前もって教えてくれてたのですが、普段から結構抜けるしなぁ…?と思ってました。
えぇ。舐めてました。
治療18日目。頭を洗おうと髪に手を通したら…。
親方!か、髪の毛が!めっちゃ抜けます!(当たり前)
手を通す度にごそっと抜ける。抜けて抜けて抜ける。とても抜ける。大量に抜ける。とにかく抜ける。
髪の毛を乾かす時もヤツらは旅立ってゆく。ドライヤーの風に乗せられて。さらばマイヘア。散らかしてごめんなさい。
しかしこんなに抜けてもまだ見た目は普通なんです。私の頭、こんなにも髪の毛蓄えれたのね。中身もこのくらいの容量が欲しいものです。
これからどんどん抜けて無くなっていくのかと思うと少し憂鬱ですが、こんな経験はなかなか出来るものじゃないので前向きでいようと思ってます。可愛いウィッグたくさん買うぞ〜!
手先のしびれ
治療に使われるオンコビンという薬の特徴的な副作用として、神経毒性というものがあり、特に手足に現れることが多いようです。
人によって感じ方は違うみたいですが、私は指先がなにかに触れるとピリピリと痺れます。
親指と人差し指で何かをつまんで力を入れる、ということが出来ず、ズボンの紐を結んでは解けなくて助けてもらうことを繰り返してます。学習しろ。
指先に刺激を与える方が良いとか、積極的に指を動かすなどのリハビリをした方が良いとか、そのような情報は見るのですが結局のところ真偽がわからず。次の入院で先生に聞いてみよう。ネットで得た知識をそのまま信じるのはちょっと怖いです。
G-CSF注射
抗がん剤投薬から2週間ほどで免疫が落ち、そこから徐々に回復して行くのですが、その免疫を回復させる手助けをするのがこの注射。好中球を増やしてくれるとかなんとか。正直あんまり分かってないです。
ところで皆さん。注射は刺す時がいちばん痛いと思ってませんか?私は思ってました。刺す時チクッとして、気がついたら終わっている。それが注射のすべてであると。
大間違いでした。
この注射、液が痛い。すぐに入れ終わるものの、その入れている間が痛い。右腕に打ってもらいながら左手でどこかをつまんでないと動いてしまいそう。
調べてみると、どうやら液と血液の浸透圧やpHの差によって痛みが出る注射もあるようです。そして、この注射はpHが体液より低いらしい。ひとつ賢くなりました。
待ち望んだ一時退院
入院して19日目、免疫も回復傾向にあるということで一時退院の許可が降りました。久しぶりの日光!シャバの空気は最高やなぁ?!
退院中はとりあえず、感染症に気をつけること。これに尽きます。まあ私の場合は口内を清潔に保つことも特に大切なんですが。
先生に「美味しい物食べてきてね!」と送り出されたものの、火の通ってないものは禁止なので食べれるものは限られてます。特に私は前歯も無いので。ぴえん。
火の通ってる物で食べたい物。……お肉?
ということで、退院日の夕食は少しお高めのお肉でした。食べたい物、めっちゃ普通やん。でもめっちゃ美味しかった。
今この記事を書いている私は、2日後に再入院を控えています。正直、戻りたくないです。やっぱり家が過ごしやすい。
でも体内ではまだ病気が悪さをしているので行かなければなりません。
次の入院では何をしようかな。試験勉強でもしようかな。投薬してしばらくはまたしんどいだろうけど、それは日にち薬だから、と思って頑張ります。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
しばらくはここで闘病しているので、また気が向いたら覗きに来てくださると嬉しいです。
では。
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