つまらない大人になってしまっていた私
先日、千田琢哉さんの『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える』という本を読みました。
本を読むことで自分にどのように影響するか、良いことがあるかを教えてくれる本で、すぐに本をたくさん読みたくなる、モチベーションが上がる1冊でした。
今日は、その本の中でオススメしていた「ミライの授業」という本についてお話ししたいと思います。
こちらの本は14歳の子供たちへ向けて、ミライを作る5つの法則から、なぜ勉強をしないといけないのか、学校の勉強は何に役立つのかを教えてくれる本です。
14歳の君たちへ、と書いてありますが教育とはどうあるべきかや、教科書には載っていない歴史について教えてくれます。作者の瀧本さんも本の中で、中学生の為に内容を簡単にしている訳ではないとおっしゃっているように、かつて14歳だった大人の方も読むべき本だと感じました。
以下4つの視点からお話ししていきます。
①きっかけ
②なぜ14歳へ向けたか
③なぜ、ミライを作るのか
④なぜ、ミライを作る為に過去の話をするのか
①きっかけ
先にお話しした千田さんの著書の中で一生困らない「仕事力」が身につく本として紹介されていました。一流の仕事の結晶であり、少し深く知れば大差がつくことを教えてくれる1冊である、と。
行き詰まっている私にはぴったりだと思い、本屋さんでパラパラっと読んですぐ買いました。そのくらい、最初から面白く、引き込まれる1冊です。
②なぜ14歳へ向けたか
この本が書かれたのは2016年。この時14歳だった子たちは21世紀に生まれた最初に世代でした。
今を生きる大人たちが夢に描いた21世紀は、車が空を飛んでいたり、月や宇宙に気軽に旅行できるような時代でした。しかし実際はそうはいかなかった、残念ながら大人たちは自分たちが思い描いた21世紀を実現できなかったのです。
だから、可能性に満ち溢れている、ミライの住人である、14歳の君たちならミライを作れる、作って欲しいから投資をする、と作者の瀧本さんは言っています。実際に中学校を訪ねては、ミライを作る特別講義をしているそうです。もっと多くの人へ届けたいと思い、この本を出版されたそうです。
③なぜ、ミライを作るのか
そもそもミライを作るってなに?と疑問に思いました。待ってても未来は来るものでしょ。でもここで言うミライとは、古い世界を一新させる、新しい世界を切り開く、と言う意味であると思いました。テクノロジーが発展する、人間が必要とされなくなるこれからの世界で、必要とされる人間になる。みんなとは違った、自分にしか出来ないことをやって、誰も知らない明日を作る人。つまり、ミライを作る人とは変革者であると言うことです。
④なぜ、未来を作る為に過去の話をするのか
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。私はこの本でこの言葉を学びました。この本で紹介している変革者たちは、固定概念に囚われず、未来を作った、時代を少しだけ進めた人たちです。歴史を学ぶのは過去に何があったかを学ぶのではなく、過去の出来事から、これからどうするかを考える為に学ぶのです。
私の感じたこと
まずは、知らない歴史を知ることができて、面白かったです。
最近の日常で固定概念や親や他人の押し付けほど、未来や選択肢を狭めるものはないな、と考えさせられる場面が多くあったので、自分を信じて、自分に協力してくれる仲間を作ることが大切、と言う概念は共感の嵐でした。
中学生の姪や小学生の甥から聞く話から、みんなと同じが良いとされていた世の中から、個性を大切にする良い世の中へ変わりつつあるなと感じていますが、まだまだ古い考えの先生や親もいるようで、、、
みんなこの本を読んで欲しい、と思いました。
とりあえず、家族に勧めようと思います。
「世界を変える旅は、自分を変えることから始まるのだ」
この言葉にハッと気がつきました。
現状このままでいいのか、本当にやりたいことってなんだろうと、考えているだけで何にも行動には移していなかった。
つまらない大人になってしまっていた。
自分を変えて、私もミライを作る一人になれるように。
まずはスーパーポジティブになるところと、
ミライの為に何ができるかを考えていこうと思います。
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