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#21 2023年の悔しさを2024年へ

2023年がもうすぐ終わります。
今年の年末は年末という感じがしなくて、普段の日常に感じてしまいます。なぜだろう。

そんなことは置いといて、特に投稿する予定はなかったけど、直近3ヶ月くらい綴れてなかったので、この1年を綴ろうかなと。

それでは、いきましょー。


弱い自分

今年の1月、スタートダッシュはいい感触で切ることができた。
昨年からたくさんのご縁に恵まれ、いい終わり方ができ、それもあって2023年は不安よりもワクワクが圧倒的に大きい状態で始まった。

2月。初めて僕が主催となって開催した『関東交流会』
課題がたくさん残ったが、本当にいい経験になった。
参加してくれた方が、こんなにも
「参加してよかった」
「これからはもっとこうしていきたい」
など、ポジティブなコメントを送ってくれて本当に幸せな気持ちになった。
ここで少し、僕の幸せというものが見え始めた瞬間だった。

2月中旬。ここから僕の波が徐々に沈んでいった。
納得のいかない結果。そこからなかなか這い上がることのできない自分。そんな自分にイライラしていた。

(21歳を迎えた時に書いているので続きはこちらから)

そんな中、僕の所属しているArxcsというコミュニティの代表から年末に開催しようと思っている『Vision Summit 2023』の運営メンバーにならないかとお誘いを頂いた。

相談を受けてくれた人は知っているかもしれないが、この時期は本当にメンタルがきつくて、何をやってもうまくいかない日々が続いていて、正直受けるかどうか迷っていた。

それでも後押ししてくれた人、「今挑戦しなかったらもったいない」「高太郎ならできる」と背中を押してくれる声のおかげでやることを決意した。

そうなったらやるしかなくなったので、何が何でも成功させると思い走り始めた。

それでも、サッカーではなかなか調子が上がらず、まだ「俺にできるのか」という想いの中走っていた。
苦しくて、なかなかうまくいかない自分にもイライラして、何より悔しくて。逃げ出したいときもあった。

そんな時、僕の大切な人からこんな言葉を貰った。
「大学のことだけじゃなくて、夢に向けて熱意を持って取り組んでいる姿を近くで見てて自分も頑張ろうって思えるし、尊敬してる。」

この言葉を貰い、自分が本気で取り組んでいることで誰かが頑張ろうって思えたりしてくれるのは本当に嬉しいことだと感じた。

実際、僕も大切な人たちからエネルギーを貰っていた。

僕が言うことに対して全部肯定して、アドバイスもくれて、本気で向き合ってくれるArxcsメンバー
「最近調子どうなん?」と遠くの地から定期的に声をかけてくれるあなた
「お前には絶対負けない」とお互いが負けず嫌いでいつも競い合っているあなた
「あなたが頑張っているから自分も頑張れる」と、隣にいてくれるだけで僕に勇気をくれるあなた
「300%信頼してるしずっと応援している」と伝えてくれたあなた

この他にもいる大切な人のおかげで僕は成り立っている。

そしてこの時期くらいから
「この、大切で尊敬する人が頑張っているのに俺はやらないのか?」
「この人なら、今この状況に置かれたらどうするかな」
と考えるようになり、弱い自分を支えてくれた。
そんな弱い自分が2023年走り切れたのは間違いなく、あなたのおかげだ。


今までに無い経験

それからは学校と部活とイベント運営を両立していった。
イベントではマーケティング・集客・PRなど様々なことに挑戦していった。
そして、その挑戦は僕にとって初めてのことが多く、すごく刺激的なことばかりだった。

運営で挑戦していたことはどれも面白そうだと思い、やる前はワクワクしていた。
「これをやっていけば後々自分のスキルになるな」
「自分の成長に繋がるな」
と感じていたからだ。

しかし、現実はそんなに甘くない。

「これやっていこう!」
とやることが決まり走り出すが、なかなか結果が追いついてこない。

学生主体で運営をしたこのイベント。
そして、その9.9割が体育会学生。学校や部活、みんな様々な事情を抱えている中取り組んでいた。

僕もその1人で、なかなか時間のコントロールができない時もあった。
メンバーも、「これほんとに成功できるんだろうか」と思い悩んだこともあっただろう。

それでも、チームで声をかけ続け全員が目標に走っていた。
夏に行った『プチVision Summit』では台風の影響でオンラインのみの開催となってしまったが、何とか開催までこぎつけた。
「やっぱりこのイベントには価値がある」
改めてそう思った。

だが、2.3月から一緒に走り出したメンバーの多くは各々感じることがあり、夏で離脱してしまった人もいた。

最後まで一緒に走り切りたかったが、それぞれの人生、僕がとやかく言うことでは無いと思い、それぞれの道を応援することにした。

次は年末の本番に向けて、という中で、僕はこの夏以降、『Vision Summit 2023』のコアメンバーとして新たに走り出した。

チームの副リーダー、コアメンバーとして走り出し、チームのマネジメントのタスクが新たに増えた。
これがまた難しかった。

そんな中始まったクラウドファンディング。
300万円の資金調達。
たくさんの方に声をかけた。中には、話したこともない全く知らない人にも声をかけ、その人から支援して貰うこともあった。


特に印象に残ったのはXでの声掛けでのこと。

最後の追い込みでみんなでzoomを繋ぎながら声掛けをしていた。
その中で、たまたま僕がポストした投稿に、お笑い芸人でガンバ大阪が好きな方がいいねを押してくれた。

これは声かけるしかないと。
DMを送ろうと思ったところ、DMの欄がない。

さて、どうしようか。

そんな時、思いついたのが、その方がポストしている投稿にコメントでクラファン支援のお願いをするという、すごく思い切ったこと。

でも、とりあえず伝えたかったから、


「バーガーキングめっちゃ美味いやないかい。」

という投稿に

「ツイートのいいねありがとうございます!ぜひ、クラファンの支援よろしくお願いします!」

とクラファンのサイトと一緒にコメントをした。

その1分後

「支援しましたよ👍」

と連絡をくれた。

zoomでは大盛り上がり。
僕自身も最高に嬉しかった。

行動したからこそのこの結果。
やってみなきゃ分からないを体現した瞬間だった。


そんな中、残り4時間で20万円足りないという状況。
無理だろ、と思っていた人が大半だろう。

それでも僕たちは最後の最後まで声掛けを辞めなかった。諦めなかった。
そして、残り時間2分。9万円足りない。絶望的な状況。
そんな時、ある経営者さんから20万円の支援がありました。

クラウドファンディング達成

本当に言葉にならないほどの喜びが溢れた。
本当に奇跡といえる。
でも、その奇跡は僕たちが諦めなかったから起きたこと。
これは間違いなく言える。
(クラファンの詳細はこちらから⬇️)


よし、クラウドファンディングは達成した。
そんな最高の勢いの中みんなで進んで行った。

それでも、なかなか結果は出ない。
今までやったことないことを沢山取り組んできた。

ひたすらSNSで地道に声掛け
各大学でアンバサダーを募り、アンバサダーの所属するサッカー部に講演会を開催
自分の大学の体育会本部にイベントのことをメールで流し、拡散できるか頼む

他にも、イベント内で開催された『Vision Pitch』にエントリーした。
1次審査を突破し次は2次審査。
自撮りした3分の動画をInstagramに投稿。
本当に嫌だった。あんな顔面だけしか映らない動画を投稿するなんて恥ずかしすぎる。

すごく怖い中取り組んだ。
これをやることで他者からどう思われるかな。
など、外の目が気になることが多かった。
それでも、まだ何者でもない僕がそんなことにビビってどうする。と。
走り出してしまったならやるしかない。
腹を括って本気で取り組んだ。

『Vision Pitch』では無事2次審査を突破することができ、イベント本番の最終審査まで進むことができた。

投稿のいいね、拡散、LINE投票をしてくださった皆さん。本当にありがとうございます。
無事やりきることが出来ました。

これほど、新たなことに挑戦し、刺激的でたくさんの感情が動いたことは今まで無かった。
普通に大学生活をしていたら、部活だけやっていたら、できない経験ができて感謝している。


2024年に進む僕へ

イベントの前日からArxcsで合宿をした。
志の高い体育会学生が集まる環境。
普段はオンラインのため、リアルで初めて会う人が多かったが、予想通り、最高の2日間となった。

12/27 『Vision Summit 2023』当日
1年間の集大成の場

最初から最後まで、最高のイベントだった。
登壇者の方の貴重なお話
大勢の前に登壇し、3分間のPitchを披露した『Vision Pitch』
多くの体育会学生と話す機会

本当に、何物にも代えがたい、言葉に表せない感情になった。
最高のイベントだった。

ここまで辛くて、しんどくて、悔しいことが多かったが、この最高の瞬間、最高の感情になると
「ここまで走ってきてよかった」
と思える。


それでも、多くの課題や反省は残った。
ただ、これを反省で終わらすのか、それとも学びと捉え次に生かすのか。
全部僕次第。

よく耳にする。
「今年のキツかったことは今年で終わりにして来年は新たな気持ちで行きましょう!」って。
その切り替えもすごく大切。否定する気持ちは全くない。

それでも僕は、2023年に体感した苦しさや、悔しさは2023年に残す気は全くない。
その悔しさは僕が経験したもので、僕だけのもの。
全部2024年に持っていく。
楽しかったことも、幸せなことも全部だ。

疲れるだろう。しんどいだろう。それでも逃げずに真摯に向き合い、必ず次に繋げる。
そんな中、別軸で新たな気持ちを持って進む。


最後に

長くなりましたか、ここまで読んで頂きありがとうございます。

まだまだ、遠山高太郎の挑戦は続きます。
2024年は2023年よりキツく、しんどいことが多くなるかもしれない。
それでも、今までの“最高”を更新し続けます。

「本気で取り組んで、本気で楽しむ」


僕の軸の1つです。まさに、これが体現できた年でもあったのかなと思います。


そして、改めて、ここまで支えてくれた方々。
距離は離れていても心の中でずっと隣にいてくれた家族、大切な友人、大切なあなた
本当にありがとうございます

これからもずっと、支えていくので僕のことも支えてくれると嬉しいです。

2024年もよろしくお願いします

では、また。

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