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ブッダに学ぶ仕事術

皆様あけましておめでとうございます。
弊社は本日が仕事はじめ。正月休みでゆるんだ心を引き締め、頑張ってまいります!
さて、今回はブッダから学ぶ、仕事に役立つ弊社書籍をご紹介します。
いずれも弊社電子書籍ECサイト「ちえうみ」での販売です

①『ナゼか人徳が身につくブッダの法則』 田中治郎・著/奈良康明・監修

1冊目にご紹介するのは『ナゼか人徳が身につくブッダの法則』。
仕事をするうえで周囲にどれだけ信頼されているか、人望があるかの重要性を感じることは少なくありません。

本書では円滑な人間関係を築くうえで「人徳」がキーワードになるとし、人徳を自身でつくりあげ、身につけていく術を仏教の教え、エピソードを用いて説きます。

著者自身の経験や具体的事例もふんだんにまじえ、「仏教的生き方」の入門書にもなる1冊です。

②『出社前に読むブッダのことば』奈良康明・監修/新サラリーマン生活研究会・編集

2冊目は『出社前に読むブッダのことば』。
仕事をしていてこんな人がいたり、思ったりすることはないでしょうか。

・朝はもっと寝ていたいのに、会社に行ってしまうわけ
・つい「キツーイ」ことばを吐いてしまう人
・文句を言われやすい人
・変化についていけない自分
・「正義の味方」は嫌われる

「そういう人いるいる」と思ったり、「自分にも当てはまっているかも…」と、共感を抱く身近なトピックをとりあげています。
ブッダが説いた仏教とは「生きる道」であると著者は語ります。
そしてこう続けます。

貴方には歩けるが、私には難しくて通れない、というのでは「道」にならない。道とはすべての人が歩いていくものだからである。

『出社前に読むブッダのことば』奈良康明・監修/新サラリーマン生活研究会・編集

本書は難解な仏教思想書とも、単なる処世術書とも違う、自分の人生を生きる訓練書になると思われます。

③『コミュニケーション力がUPするブッダの言葉』田中治郎・著

コミュニケーション力がUPするブッダの言葉』というタイトルにもあるように、コミュニケーション力に悩む人も多いのではないでしょうか。

「コミュニケーションとは何か」、と問われるとその答えは難しいですが、「言葉」が大切な一つの要素であることは間違いないでしょう。
相手に自分の思い、考えを伝えるとき、自分の中に最初からあったそれらを文字や声にしているように感じますが、表現しようとしたときに初めて、自分の感情や状況に気づくということもあるかと思います。

その意味において著者は、「言葉は私たちの内面そのものであり、思考そのものだということもできる」とし、「コミュニケーションは私たちの行動を規定するもの」と書いています。
問題を解決する行動につながる思考と心のあり方を、「ブッダの言葉」に焦点を当てて書かれた本書。世俗という現実に生きる私たちに、生き方の一つを示してくれる「ブッダの言葉」が詰まった1冊です。

ご紹介した3冊は仕事だけでなく、普段の生活、ひいては人生にいかせる書籍です。ご興味をおもちになった方は、「ちえうみ」からお求めいただけます。

(図書編集 福聚)

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ナゼか人徳が身につくブッダの法則』 田中治郎・著/奈良康明・監修

人徳とは文字通り十四のこころ配りができる人である。簡単に言えば思いやりのある人のことだ。誰もが自分に人徳さえあれば、という場面に遭遇したことがあるのではないか。どんな修羅場でも「あの人の言うことなら」と納得されるような人徳を備えたい、そう願う人のための方法論がさまざまに説かれている。

田中治郎・著
1946年、宮城県生まれ。横浜市立大学卒業後、出版社に勤務。主に児童書、仏教書の編集に携わる。現在、編集プロダクションを経営するかたわら、仏教書、エッセイ、小説などの執筆や講演活動にあたる。作家。日本ペンクラブ会員

奈良康明・監修
1929年、千葉県生まれ。東京大学文学部印度哲学梵文学科卒。同大学院人文科学研究科修士課程を経て、カルカッタ大学比較言語学科博士課程留学。文学博士(東京大学)。駒澤大学助教授、教授を経て、学長、総長を歴任。駒澤大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

【目次】
まえがき
第一章 徳は孤ならず
陰徳の法則
心田の法則
無我の法則
皆苦の法則
涅槃寂静の法則
空の法則
第二章 やせたソクラテス
少欲知足の法則
半歩主義の法則
正師の法則
六波羅蜜の法則
十善戒の法則
みんなが観音さまの法則
第三章 愛語は回天の力
無財の七施の法則
七慢の法則
捨恨の法則
諸法実相の法則
懺悔の法則
「いま・ここ」の法則
自己確立の法則

ISBN:9784333025602
出版社:佼成出版社
発売日:2012/9/30

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出社前に読むブッダのことば
奈良康明・監修/新サラリーマン生活研究会・編集

今の自分を超えるためのヒントがここに…活き活きとした一日を送る全六章。
ブッダが説いた「心の智慧」を、多彩なエピソードとともに分かりやすく紹介したハンディサイズの実践的人生書。日々の生活とビジネスシーンを、活き活きと心豊かに過ごすヒントが満載。慌しい朝のほんのひととき、ブッダの言葉に耳を傾けることで、いきいきとした一日を送ろう!

奈良康明(なら・やすあき)
駒澤大学名誉教授。曹洞宗総合研究センター所長。1929年千葉県生まれ。東京大学文学部印度哲学梵文学科卒。東京大学大学院、カルカッタ大学大学院修了。文学博士。著書に『ブッダ 知れば知るほど』(実業之文化社)『道元の世界』(日本放送出版)『道元の二十一世紀』(東京書籍)『まん中が中道か』(佼成出版社)などがある。

新サラリーマン生活研究会
「新サラリーマン生活研究会」は、混迷の時代に翻弄されながらも自己実現を目的に、仏教真理に基づいた生き方を考えるサラリーマンたちの集まりです。

【目次】
前書き
プロローグ
第一章 貪っても何も得られない
なぜ心落ちつかず、不眠症になってしまうのか
「負けてたまるか」とがんばる人の山里
朝はもっと寝ていたいのに、会社に行ってしまうわけ
なぜ人は、他人を蹴倒してでも座席を取りたいのか
電車に飛び乗らなければ気がすまない人
通勤時間の短い同僚がうらやましい
「もっと認められたい」のが人情
なぜ人に負けたくないのか
もっと給料が欲しい
目を血走らせ、新聞を読む人たち

第二章 あなたの怒りにはだれも耳を傾けない
朝から文句ばかり言ってくる妻への対処法
新聞を読むのに、じゃまな乗客に腹が立つ
ヘッドホンステレオから漏れてくる〝シャカ〟の教え
電車の中で足を踏まれれば怨みたくなります
つい「キツーイ」ことばを吐いてしまう人
文句を言われやすい人
むらむらとわき起こる感清を抑えられない人の落とし穴
自分に打ち勝てない人間の弱さ

第三章 嘆くに値する人生ですか?
いつも課内で浮いてしまう人
「オレは会社に必要のない人間だ!」
会議や打ち合わせ、商談で意見が言えない人
リストラされそうな人、された人
人を上手に乗せられない人
上司に叱られる、上司も叱られる

第四章 あなたに残されたのは謙虚さだけ
妻に頭が上がらない
隣で寝ている人の頭がもたれかかってくるとき
ぐいぐい押す人、割り込む人
なぜ人を批判してしまうのか
みんな「まじめ」なんだ
人の出世や待遇がうらやましい

第五章 バカ正直に生きるしか道はない
休みたい、けど休めない
仕事がつまらなくて意欲が出ない
いつも「有言実行」でいたい
将来が見えない不安
「オレはいつも損ばかり……」
不況で小遣いを減らされたら
後輩を育てるコツ

第六章 才覚することなく生きてみよう
いやなことは続かない
今の不景気を歯がゆく思わない方法
説教の好きな人
変化についていけない自分
「正義の味方」は嫌われる
いつまでたってもヒラ社員
ほんとうの自信、過剰な自信

エピローグ

ISBN:9784333019441
出版社:佼成出版社
発売日:2002/2/1

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コミュニケーション力がUPするブッダの言葉』田中治郎・著

ブッダは「話し上手」「聞き上手」だった! 会社や家族、町内、ボランティアなど、わたしたちの身の回りにあるさまざまなコミュニケーションの場を取り上げ、世俗の知恵である「格言やことわざ」と「ブッダの言葉」を紹介。

田中治郎(たなか じろう)
一九四六年(昭和二十一年)宮城県生まれ。文筆家。日本ペンクラブ会員。株式会社みち書房代表。横浜市立大学卒業。出版社に勤務して児童書や仏教書等の編集に携わったのち、現在は編集プロダクションを経営するかたわら、仏教書・エッセイ・小説などの執筆や講演活動にあたる。著書は、『現代を読み解く仏教の智慧』(麗澤大学出版会)、『面白いほどよくわかる日本の宗教』(日本文芸社)、『釈迦の教えが面白いほどわかる本』『図説 仏教のことが面白いほどわかる本』(ともに中経出版)、『よくわかる仏教入門』『戦争はいやだ‼——「雨ニモマケズ」の理念に生きる(共著)』『別れの前に読むブッダのことば』(以上、佼成出版社)ほか多数。

【目次】
はじめに
第一章 会社のコミュニケーション
営業の場におけるコミュニケーション
企画の場におけるコミュニケーション
人事の場におけるコミュニケーション
経営の場におけるコミュニケーション
クレーム処理の場におけるコミュニケーション
プロジェクトの場におけるコミュニケーション
ブレーンストーミングの場におけるコミュニケーション
ケーススタディーの場におけるコミュニケーション
朝礼の場におけるコミュニケーション
株主総会の場におけるコミュニケーション

第二章 家族のコミュニケーション
子どもの進学
子どもの就職
子どもの結婚
子どもの不登校・引きこもり
家庭内暴力
両親の不仲・離婚
単身赴任
親との同居
遺産相続
家族の入院・看護

第三章 町内におけるコミュニケーション
年中行事
ゴミ処理問題
お年寄り対策
子どもの安全対策
町内パトロール
共同工事
イベント企画
慰安会
地域共同体づくり
マンション管理組合

第四章 ボランティア・NPOにおけるコミュニケーション
介護・医療・福祉
社会教育・生涯学習
環境保全
災害救助活動
地域安全活動
人権・平和
国際協力・交流
子どもの健全育成

第五章 その他の場におけるコミュニケーション
テレビ電話会議
井戸端会議
学級会議
学会
ドラフト会議
会議は踊る

おわりに
【参考文献】

ISBN:9784333022120
出版社:佼成出版社
発売日:2006/5/30