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髪を切りに銀座へ行ったのに、ブッチしてノマドワーカーしてた話


美容院をドタキャン

昨日、子どもを一時保育に預けて、私は銀座にある行きつけの美容院へ向かっていた。でも電車の中でふと、「あれ、なんとなく惰性で2ヶ月毎に通ってるけど、私今の髪型に満足してるし、特に困ってないぞ…それなのにカットだけで7,000円も払うのもったいなくない?」と思い、悶々としながら電車を乗り継いでとうとう銀座に着いてしまったのだが、そこでタイミング良く美容院から電話がかかってきた。
カットとは別の用件だったのだけど、その電話で予約を当日キャンセルしてしまった。当キャンは良くないよね、ごめんなさい。
美容院はキャンセルしたけど、わざわざ片道1時間ほどかけて、交通費も往復1,000円くらいかけて銀座に来たので、せっかくだからカフェでノマドワーカーをすることにした。

日比谷のMujiカフェに電源はない

まずはお気に入りのCafé&Meal_MUJI日比谷へ。時間はまだ10時半過ぎ、ランチタイムも始まっておらず、お客さんは少ない。しかし電源コンセントがなかったので、どこか別の場所で作業してから、お昼を食べにまた戻ってくることにした。

TULLY'S COFFEE

携帯でタリーズを探す。授乳中のせいもあるけれど、私は元々カフェインが苦手でデカフェしか飲めない。だからカフェも、デカフェが飲めるタリーズかスタバくらいしか行かない(ちなみに今回は混んでそうなスタバを避けてタリーズ一択にしたけど、スタバのカフェミストも最高です☕️)。銀座にはタリーズが結構ある。一番近かったルミネ内の店舗に向かった。
ルミネに着くと、11時から営業とのことでお店がまだ開いていなかった。この時点で11時5分前くらだったので、開くのを待つことに。1階の入り口が開くと同時に入店、エスカレーターで8階まで向かう。途中、それぞれのテナント前に立つ店員さんが深々とお辞儀をしてくれて、気恥ずかしいやら古臭いと思うやら、何だかとても居心地が悪かった😅

やっと8階に到着してタリーズに入ると、もうすでに何人かお客さんが来ていて、しかも私と入れ違いに出ようとする人までいる。注文時に「ここ、何時からやってるんですか?」と店員さんに聞いてみたら、「朝8時からやっていて、ルミネが閉まっていてもエレベーターで上がってこれる」らしい。
なんだー、わざわざ待っちゃったよ〜と思いつつ、気を取り直してデカフェのカフェラテを飲みながら作業開始。子どもの面倒を見ながらだとなかなかできない勉強や、通販の注文wを行う。店内はとても空いていて、電源もひと席につき2箇所もあるので、パソコンと携帯を両方充電できた。
13時近く、スーツ姿の若いお兄ちゃんが何人か入ってきて、奥の席で大声で喋り始めたので場所を移すことに。おなかも空いたのでMujiカフェに戻る。その途中でも、スーツ姿の人たちを何人も見かけて、どこの組織にも所属していない自分はちょっと寂しい気分になった。会社勤めをしていた頃を思い出す。あの頃は職場の人間関係で悩んだり、自分の力不足に落ち込んだり、理不尽なことに憤ったりしていたけれど、大学サークルの延長みたいで楽しかったな。

Mujiカフェ日比谷ふたたび

Mujiカフェに戻って席に着くと、入れ違いにお客さんが一斉に去っていった。この辺りの会社も12〜13時がお昼と決まっているのかな。決められた時間に食事しなきゃいけないなんて、窮屈だなぁと思ったりする。
この日はメインと3品デリにして、メイン:サツマイモのカレーグラタン、デリ:季節野菜のラタトゥイユ、セロリとクルミのサラダ、イチジクとチーズのポテトサラダを選択(名称が微妙に違うかもしれない)。写真撮り忘れた…どれも初めてみる料理ばかりでめちゃうまでした!
目の前の席ではおばさん4人組が楽しそうに会話していて、うるさいけどこうやって歳を重ねてからも集まれる仲間がいて、夢中になれることがあるっていいなと思った。その隣りの席には、やはり楽しそうに喋るおばさん3人組。こちらは関西弁だったので、何かの公演をわざわざ観にきたファンかもしれない。
ここでは、Photoshopの使い方のチュートリアルを見ていた。今後の仕事でも生かしたいし、まずは来年の年賀状が作れるようになりたいのだ。でも周りの声が大きくて、イヤホンで聞く音の音量を大きくすると耳に違和感があったので、あんまり長くは観られなかった。

ユニクロ

14時半、キリが良かったのでお店を出て、ユニクロ銀座店へ向かった。子どもの長袖ロンパースを買い足すのが主な目的。でも結局、好みの色柄がなかった。ついでに自分の服も見たけれど、欲しいものがなかった。平日昼間のせいか、お店は閑散としていて、ちらほらと外国人の姿が見受けられた。
外国人の女性客に話し掛けられて、流暢な英語を喋る男性社員さん。さすが外国人客も多く来る店舗だけあって、しっかり対応できてるなーと感心。
さて、時間はもう3時半過ぎ、そろそろ帰る時間だ。最後に、私はとある場所へ向かった。それは……

ジャポネ

何年も前にテレビで特集されていたのを見て以来、銀座に行くごとにちょくちょく寄っているB級パスタのお店、ジャポネ。まるでうどんのような太麺、独特の脂臭さ(多分ラード)、家庭でマネのできない旨味。私たちは夫婦でファンになり、いまや私の銀座帰りのお土産の定番となっている。お昼や夕飯どきを除けば、電話で予約すると10〜20分後には用意しておいてくれる。そういえば、昨日は名物おじちゃんがいなかった気がする。その前に行った時もいなかったな。元気にしているのかしら。
疲れて気が散漫だったのか、お気に入りのジャリコ(醤油ベースでエビ、肉、しその葉、トマト、シイタケ、オニオン、コマツナ入り)と間違えてジャポネ(醤油ベースで肉、シイタケ、オニオン、コマツナ入り)を頼んでしまった。エビ、しその葉、トマトが入っていないだけで味の雰囲気がだいぶ変わる。紛らわしい名前に騙されて注文をしくじったことを深く後悔した。

おわりに

家に帰ると、夫がちょうど息子を連れて保育園から帰ってきたところだった。保育園4日目にして、特にグズらずに過ごしてくれる息子。安心だけど母は少し寂しい。
お土産のパスタは、横綱と呼ばれる特盛メニューにしたのに、夫婦で夕飯にペロリと平らげてしまった。私たちはよく食べる、そして食費が驚くほどかかる。息子が大きくなって大人3人前になったら、どれだけ食費が増えるんだろう…という親の心配をよそに、今日も良く食べ良く出す健康優良児な息子であった。(おわり)

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