日記に潜む我謎

2024.1.14～3.17まで
日記ワークショップで毎日書いた日記の抜粋をあげています。

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おいしい分量

2月1日(木)

創立記念日で学校が休み。
次男は友達が来るからと学童へ行き、長男は家にいるというので、夫が洗濯物と玄関前の掃き仕事と黒ゴマジャム作りを依頼していた。
在宅仕事の連れ合いはありがたい。

3人分のおにぎりを握り、一口残ったお米をミニ握りにして立ち食い。こういうのがとにかく美味いんだ。

また出遅れた、が、一駅分ならギリ歩けるか？どうなんだい？歩けるのかい？と駅前で中山きんに君のように自問自答してウロつき、この時間が1番もったいないと早足で隣駅を目指した。
マジギリで間に合った。


仕事は午前〜午後にかかる会議。議題多くてそれぞれ深く、長く、頭が息継ぎできない。

リモートで繋いでる画面の端に映る自分の横顔が姉にそっくりだった。
終わった後、目がパシパシに乾いていた。

年度末のお金は急に現れた引き取り手のない大型犬のようで幸せにしてやりたい。

夫が飲み会。
子らと野菜炒めのせラーメンを食べる。
次男が友達がお昼に持ってきていた焼きそばパンがすごくうらやましかったと言っていた。なんてまっすぐな羨みだろう。よし今度作ってやろう、と言ったけれどたぶんああいうのは買ったほうが美味い。

ご飯の後、クィアアイを全部見終わってしまった。今シーズンでインテリア担当のボビーがファブ5から抜けるとのことで、なんかお別れシーンとかあるのか？と固唾を飲んでクレジットを最後まで見守ったが何もなかった。なんにもなかった。
さみしい。


日記を書きながらクッションでウトウトし、8:45か…お風呂入らないとな…ハッと9時15分に目が開く。あぶないところだった。子らを風呂にせき立て日記に戻ると「一口残ったミニおにぎりが1番美味い」とあり、今のうたた寝も睡眠界のつまみ食いみたいだなと思った。雑におちいるミニ睡眠も美味い。


くだらないことをしつこく怒鳴り合う兄弟に「じゃかましヤァ！」と腹の底から怒鳴ったらピタっと止まった。「わーいお母さんが大声ナンバーワン」と踊り、2人が笑って怒鳴り合いが終わった。

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読む人のわかりやすさ・少しでも面白いと思ってもらいたい言葉選びと「自分の書きたいように書くこと」のバランスを見計らっている頃。
【年度末のお金は急に現れた引き取り手のない大型犬のようで幸せにしてやりたい】は古賀さんに急にポエムがやってきた、的なコメントをいただき、どうしてこんな表現になったのか自分に聞き直しても「頭に急に犬がやってきたから」としか思えなかった。自分が何を考えてるのかわからなくなる体験。