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松本市図書館未来像は?

議会報告

8月18日・19日 松本市議会4つの委員協議会が開催されました。

自分所属の経済文教のほか、3つの協議会を傍聴しました。以下簡単に報告します。

パブコメが実施されるものもありますので、ぜひご意見や質問などをお寄せください。
 https://www.city.matsumoto.nagano.jp/soshiki/3/5463.html

さてさて、今回の目玉案件はこちら!!

■松本市図書館未来プラン ★パブコメ予定

現状 松本市の図書館は、中央図書館と10館の分館、計11館が運営されています。

そのうち、中央図書館は、平成3年設立より築30年が経過し、老朽化が進行しています。

令和2年に「松本市中央図書館あり方検討委員会」が設置され、専門家5名が図書館機能や今後のあり方について、6回検討をおこなった。

中央図書館は築30年が過ぎ、老朽化のため、「長寿命化改修工事」が令和9年までに行いたい!
だが、中央図書館の立地から、さらなる駐車場の拡張は難しいし、
「おしゃれ、居心地がよい、人と人とがつながる、あらゆる年齢層が訪れやすい」といった市民ニーズに現状応えることができないため、みんなに便利な(松本)駅前に図書館を新設したい!(←ここがミソです!)

60ページにわたる「松本市図書館未来プラン(案)」が示されました。

冒頭のページに、「こんな図書館あったらいいな」と、えんぱーく(塩尻市)、シリウス(大和市)、メディアコスモス(岐阜市)といった図書館機能にさまざまな公的民間施設が入る複合文化交流施設の写真がどど〜んと掲載されています。

松本市もこのような施設を駅前に作りたいのでしょうか???いや、作りたい宣言ですねこれは。

ちなみに、R2年のあり方委員会の委員には、上記のえんぱーくや、メディアコスモスに携わった方も入っています。

神津は、かねてから、えんぱーくのような施設〜子ども遊び場、学習スペース、市民交流スペース、市の出先機関、ホールなどが1カ所にまとまっている複合施設が市内に欲しい!と考えていました。
でもそれは、駅前ではなく、南部エリアの駐車場がある広い敷地のイメージでした。

各委員からも、さまざま質問や意見がありました。

「居場所構想と図書館構想は切り分けるべき」

「未来プランは図書館機能の向上と、11館目の分館を作る構想のミックス」

「分散化市役所とは別の議論」

「駅前構想・分庁舎ありきで進めないでほしい」

市(教育委員会)からの答弁は以下のようなものでした。

自動車利用者ではない方も対象の図書館

図書館に文化交流複合施設・機能を付ける姿はあくまでも「構想・夢」

駅前複合施設あったらいいな、ということで、決まったことではない

中央図書館(蟻ヶ崎)老朽対策は5年以内をめどに改修工事

この未来プランをじっくりご覧いただき、市へご意見をお寄せください。

そのほかの案件一部ご紹介

厚生

■【健康づくり推進員】見直し<継続協議>
健康づくり推進員は市内100世帯に1人、828人が活動し、報酬年9700円。

活動の必要性を問うもの、担い手不足などの議論から、来年度から見直し、活動廃止の方向が示されました。

「長い歴史と実績がある健康づくり推進員を廃止する議論は、松本市は市民の健康づくりをどうするのか?の議論とセット。」など、複数の委員よりさまざまな意見が出た。継続協議となった。

総務

■市70カ所の窓口でキャッシュレス決済できるよう整備する
具体的には、クレカ、ペイペイなどQR決済、電子マネーに対応できる機材を導入。

市民課、地域づくりセンター、診療所、夜間急病センター、スポーツ施設

保育園(全園ではなく11園)で、延長保育料金の支払いにも利用できるようになり、利便性が高まると説明を受ける。

建設環境
■マンホールのふた 3000円または5000円で販売(価格は直径によって異なる)

■松本駅周辺自転車駐車場の無料利用時間延長の実証実験について報告

駅前駐輪場などで、通常30分まで無料のところを、1時間半まで無料とする実証実験を3月から実施中。

周辺の放置自転車が減少した等、メリットがある

経済文教

■「松本市人権を尊重し多様性を認め合うまちづくり条例」骨子案 タイトルを含め、ご意見募集 ★パブコメ予定

■自治体マイナポイント事業 感染症対応地方創生臨時交付金活用
マイナンバーカードを新規で作った若者(19〜25才)に1万ポイント&既にマイナカードを所有している者に5000ポイントを付与(予算規模約10億円)