韓国の田舎を旅する方法プロローグ②〜WWOOFのホストになる-1

WWOOF(ウーフ)のホストになった2015年。

それはそれは様々な国、地域、年齢、職業の人達がウーファーとしてやって来ました。

私が受け入れの基準にしていた事の一つに自己紹介があります。
一番最初のメッセージ、いわばこちらはあなたが一体何者なのか、まだ分からない状態です。
その一番の最初のメッセージで挨拶も名前もすっ飛ばして「〇〇日からウーフしに行っていいですか?」しか書かれていないメッセージを送ってくる人は、部屋が空いていてもお断りしていました。

気にせず受け入れるホストいるでしょう。書き方が下手なだけで、もしかしたらメチャクチャいい奴かもしれない。
けど、自分の事を知らない相手に自分が何者であるか伝えない、受け取る側の事を無視するコミュニケーションの仕方をする人は仕事もきちんと出来ないのでは?と私は思っていたのです。
ウーフは単なる労働力ではない、と言っても、実際普段私たちがしている仕事をしてもらい、ましてやこちらは客商売で、お客様からしたら店にいる人間は全員スタッフなのです。
「あの子はウーファーなのでヘマしちゃったけど許して下さい」
はお客様には通用しません。
食費もそこそこかかります。滞在中はこちらの仕事内容を理解して、きちんとお手伝いしてくれる人でないと困るのです。

殆ど全てのウーファーがきちんと自己紹介をし、ウーフの目的や何を学びたいかを書いてメッセージを送って来てくれましたが、ごくたまに上記のお断り案件にハマる人もいたのです。
一番多かったのが残念ながら日本人。学生さんなど、挨拶や名前もなく「来週から行っていいですか?」とだけ書かれたメッセージを送って来る、または少し年配の方で「〇〇日までに返信をするように」と、謎の上から目線で送ってくる方もいました。
人手が必要な時期でも、これら全てお断りしていました。

4年間ホストをする中で、細々と決めた自分の中のルール達。
この経験が後々自分が旅する側になった時に役に立ったのです。


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