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エネルギーが不足したらメタバースの中で家畜として生きれば良い

同じ成果を得るために消費するエネルギーを減らすこと、つまり、エネルギー効率を上げることは新しいエネルギーを生産することに等しいと聞いたことがある。

欧米諸国の主導する脱炭素の流れや、ウクライナ戦争によりエネルギー資源調達は不安定化し、エネルギーコストの高騰が想定されている。

そこで、メタバース的なものの出番だ。

ヒトが生きていくために必要な最低限の資材の輸送以外は、メタバース(ここではマトリックス的なものを想像している)でヒトに提供するというのはどうだろう。ネットワークやコンピューターを動かすエネルギーは膨大だが、多くの人間や物を動かすことに比べれば格段に消費電力は少ないだろう。

日本国政府や東京都風に言えば「不要不急なリアルな活動」を限りなくゼロに近づけることでこれは成る。

ヒトはそんな状態には満足できないと言うだろう。

手はある。

2022年に日本でも出版され、我らがB.G.も絶賛の「脳は世界をどう見ているのか?」では、生物の脳は本能を司る古い脳と高度な認知活動を支える新皮質(新しい脳)に大別されることを改めて強調している

この古い脳の機能を弱めることで、ヒトの動物由来の欲求の多くを低いレベルに抑えることができるだろう。食欲や性欲を抑えられたヒトは、メタバースで提供される刺激だけで満足させることができるのではなかろうか?

メタバースはエネルギー不足にあえぐ人類の救世主になるかもしれない。

追伸

個人的に、これはディストピアではなかろうかと思う。マトリックスなどで描かれてきた家畜化されたヒトの社会である。

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