良いとか悪いとか

社会の荒波に悩まされている人間の皆様こんにちは、魔法少女のこずえです。今日はエッセイっぽい何かを投げてみるね。

好きなもの、嫌いなもの。

私は派手なものが好きなのです。スクールバッグには大きなファーと人形のストラップを何個か付けて、髪も外巻きにして、厚底スニーカーにルーズソックスはマストです。スカートも2回は折って、足が一番長く見えるように調整します。
可愛くあるための努力は惜しみませんし、遅刻してもつけまだけはしていきます。そんな女の子です。

そして私は嫌いなものが二つあります。一つは痴漢。そしてもう一つは自分たちが何より偉いと思っている奴らです。
痴漢はまぁ、私の可愛すぎる容姿に少しばかりの責任はありますし、脚を長く見せるためにスカートを折って守りを薄くしてるのも事実ですから。それはまたおいおいとね。
自分たちを偉いと勘違いしている奴ら、というのはちゃんとした定義があるのですよ。私の中では「自分が理解できない人のことを見下している人」のことを指しています。とにかく私はそいつらが大っ嫌い!
みんなもきっと気に食わないと思っているでしょう。

自分が一番偉いみたい!

それらは私と同じように派手な見た目のいわゆるギャルっぽかったりする人もそうですし、反対にいかにも真面目そうな顔をして、きっと怒られるようなことを何もしてこないで成長したんだという大人もいます。

ギャル(ここではギャルと呼ぶけれど、世間でギャルと呼ばれる人たちを指すことでないのは理解してくださいね)たちは「あの子ダサくねー?」「クスクス」なんて言って笑って、真面目に勉強もしないでオシャレにばかり打ち込む自分たちのことを偉いと勘違いしているし、真面目な教師とやら(世間の真面目な教師のことを指すのでは無い!)は勉強ばかりして柔らかい言い方の一つも学んでこなかったのを偉いと思っているのですよ。確かに学校なんだから勉強しなさいよと思うでしょうけどね、私は卒業出来て尚且つ友達がたくさん出来たら十分なのですから、お願いだから髪も染めてないしピアスも普段していない私のことを責めないでくれと思うのです。※学校のルールには全部則っていますのよ!

他の派手な見た目のやつに比べて物腰柔らかな私にばかり目を向けるのは良いですけれどね、もっと全部を見なさいねと思うのでした。

陰キャとか陽キャとか

さて、私は何も苛立っただけじゃあまり嫌うことはありません。ちゃんとエピソードがあるのです。
とある日の休み時間、クラスの男の子がクッキーを作ってきたといってみんなに配ってくれてたんです。私も貰いました。美味しかった。
その子は何か障害だかがあったらしく、喋り方がスムーズではありませんでした。でも会話ができないわけでも無いし、その子はとても良い子だったのでそんなに気にしてなかったのです。クッキーもくれるしね。
でも、なんだかイキった様子の男が「そんなクッキー食べたらこっちまでどうのこうの」といちゃもん付けてきたのです。「そんなの食べたらお前も陰キャになるよ」みたいなことも言われました。
私はそいつが自分のことを陽キャと言っていたのを思い出しました。そして、ありがたいことに可愛い私のことを陽キャとして認めているらしいことも。

この場の解決としての正解は無視することです。私は殴っちゃったけど。
それから、クッキーを作ってくれた子に気にしないように言うべきです。聞こえてなかったら何も言わなくて良いと思います。クッキーの感想は伝えましょう。おいしかったです。

この件で私は陰キャとか陽キャとかっていうのはくだらないもんだな、と思いました。人間を根拠なく分類したところで、結局は自己と他己の評価で価値は決まりますからね。
人を分類して喜んでいるのをバカだなんて思いませんけれど、真に受けて自分に気持ちを下げるのは得策ではありませんから。

それじゃあまたね、魔法少女こずえでした。

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