本にまつわるエトセトラ

※今回のこの記事は、3000文字チャレンジのために書いております。3000文字チャレンジをご存知ない方は、X(旧Twitter)にて概要をご確認くださるとありがたいです。

はじめましての方も、お久しぶりの方も、おはようございますorこんにちはorこんばんは。
三度の飯より本が好き…とは言えないけど、本は大好き本屋さんも大好き、たこずえと申します。その正体は蛸という世を忍ぶ仮の姿に身を包んだ、何の変哲もないオバサンです。趣味は大雑把な料理をわが子たちに振る舞い食べてもらう事、わが子たちとあちこちお出かけする事。あ、勿論読書もです。

…おっと失礼、スマホの通知が…。
えっ!!『ミステリという勿れ』の最新刊の予約が開始だって!?これは速攻予約せねば…。

ポチポチポチッとな。
ヨシッ!あ〜楽しみだなぁ〜♪

え?
お前、今本屋さん大好き言うてたやん。何ネットで本買うてはんのん?(ニセ関西弁)と思われました?
いやぁね…やっぱり便利なものは利用してしまうんでねぇ…。
現在、継続的に読んでいる漫画が数タイトルあるのですが、普段は新刊の発売日なんて全然チェックしてないのですよ。なので、あの作品そろそろ新刊出ないのかな…と思うたび、
【〇〇 最新刊 発売日 】などで毎回検索してるか、もしくは本屋さんに行った時「えっ!この漫画新刊出てるじゃん!!」と慌てて購入するなんてことも…。
たまに○月△日に最新刊発売かぁ…と情報をキャッチしたのは良いものの、当日に勇んで本屋さんに行ったものの無かったなんて事もあります。
なんでかって?私の住んでる所は田舎なので、都会で言う発売日と数日ずれるのですよ。それを忘れて行って、新刊が無くてガックリした事も…。えぇ、ただのアホなのは重々承知しております。

あれ?漫画の話しかしないのかいと思われそうなので、そろそろ活字の本の話に入りますね。


幼少の頃から本好きでした。何故かと言うと、今ほど娯楽が無かったからと言うのが1番の理由かもしれません。現在40代以上の方は同じような環境だったのではないかと思うのですが、小学生の頃なんてゲームもファミコンが発売された直後くらいの黎明期。テレビは録画も出来ないサブスクも無い、リアルタイムで見る番組が無ければ見ても退屈なだけ。当時の楽しみは平日夕方にやっていたアンパンマンやらんま1/2、夜はクイズダービーやドリフや風雲たけし城とかでしょうか。もう少し時が経つととんねるず・ダウンタウン・ウンナンなとのお笑い第三世代が台頭し、ビデオデッキで録画も出来る時代になってきますが、それでもわが子(全員平成後期生まれ)からしたらとても想像が出来ない世界だろうと思います。そんな中、もちろんファミコン(スーファミ)などでも遊んではいたのですが、暇さえあれば好きな本を読み、想像の世界を楽しんでおりました。
小学校低学年の頃は、主に角野栄子さんの作品などをたくさん読んでいました。『おばけのアッチ』シリーズが大好きで大好きで。誕生日などの節目でもらったり、時にはおこづかいで買ったりと、それはそれは一生懸命集めていたものです。あとは親が学校が推奨・販売している文庫集なんぞを律儀に購入しているのがありまして、読み切り型の薄い本(アノ薄い本ではない。2次創作じゃない)をあれやこれやと読んでおりました。低学年向けから高学年向けと読む難易度もきっちり区分けされたお話の薄い本(言い方…)が約100冊くらいはあったでしょうか。でもね、この文庫集はやはり様々なジャンルがありまして。民話系から現代的なお話系やら実話を元にした系やらあったと思うのですが、私にもジャンルの好みがあったようで、繰り返し読むものは何度でも読み、なんとなく合わないものはそっと放置していました。

そんなこんなで中学生になった頃。
私の読書の傾向はまた少しずつ変化をしていきます。名付けて、本で中二病。
中学校の図書室で芥川龍之介や太宰治などを借りてきて読んでは、生意気なことに「人の業とは…」なんて考えていました。とにかく、ティーンが読むようなポップなラノベではなく、カッコつけて文学作品を読みふけっていたように記憶しています。そのうち、星新一氏の作品にも影響され、自分でSFチックでショートな創作小説なんぞ書いてみたり…。完全に陰キャのヲタですね。自覚はあります。
高校時代もまぁ似たような感じだったと思います。おかげで読書感想文には困りませんでした。自分の読んだことある本の中から書きやすそうな本を選び、読み返してそこから掘り下げていく。賞とは言えないような入選だかなんかくらいはもらった事があったと思います。

そして大人になってから。
当時の職場が通勤1時間くらいだった事もあり、通勤時間はひたすら読書していました。漫画の雑誌も読んでいましたが、その頃は銀色夏生さんのエッセイ本をたくさん読んでました。どうやって銀色夏生さんに辿り着いたのか今では全く思い出せないのですが。自分では体験したことの無い結婚・出産など人生観を銀色夏生さんの視点を通してそれとなく学んでいたように思います。そして、学生時代に親しんだ文学作品から少しずつ小説へとスライドしていき、栗本薫さん・田中芳樹さんの作品などをひたすら集めて読んでいました。暇があれば古本屋へ通っていました。
栗本薫さんは私の頭が悪いため、少し間があくと話の展開について行けず、一旦戻って読み返して…を繰り返してました。伊集院大介シリーズはめちゃくちゃ好きでしたね。
田中芳樹さんと言えば銀河英雄伝説・アルスラーン戦記でしょうが、私は創竜伝から入りました。なんたって私のヲタ友が「創竜伝の挿絵はCLAMP先生だ!」とその昔言っていたのを思い出しましてね。その友達とは別の高校に行ったので接点はなくなったものの、ふと思い出し読み始めることに。どハマりしましたね。あと、薬師寺涼子の怪奇事件簿シリーズもまた新たな作風で面白かったです。

そしてそして時は流れ、子育てが忙しくなってきた頃。
もう、自分の趣味の活字の本なんて読む暇がなくなってしまいますよね。その頃の本と言えばもっぱら子どもたちの絵本になってしまいました。物語を読み聞かせするのは親心ながらに楽しかったですが、子どもによっては車や電車が好きな子もいたのでね、ひたすら車種やら電車の型式やらを読み上げる…なんて事も多々ありました。いやぁ…今思い出してもなかなかの修行ですよねぇ…。おかげで今も貨物列車を見るたびに「おっ、EF65の桃太郎だ」なんてワケのわからない事を口走るほどのにわか鉄子さんになってしまいました。
そのうち子どもが少しずつ成長し、市立図書館に連れて行っては各々好みの絵本を借りるようになった頃。
ようやく自分の読む活字の本に触れるチャンスが巡ってきました。…とは言え、図書館で借りられる本という制約の中、はてさて何を読もうかなぁ…と迷ってしまいました。そして、当時話題になっていた羽田圭介さんの本などを借りて読みました。
久しぶりに頭の中に吸い込まれていき、活字が織りなすストーリーが脳内に広がるこの感覚。面白い!!!どうやら羽田圭介さんの作品は私の好みのドストライクだったので、芥川賞受賞作の『スクラップアンドビルド』以外もあれこれ借りて読みました。
そしてその当時出逢った中で1番衝撃的だった作家さん。
NEWSの加藤シゲアキさんです。
元々ジャニーズ好き(今色々報道されてても…)で、NEWSに関してはチャンカパーナの色気にすっかりやられて骨抜きにされていたタイミングだったので、まぁ話題に読んでみるかな…くらいのノリでした。
そんなミーハーで読んでしまった自分を殴りたい。本気で加藤シゲアキさんは文才の塊でした。もし、ご興味があるのなら短編集『傘をもたない蟻たちは』をまずオススメしたい。オムニバス形式の短編集で、それぞれの世界観が独特で、一気に引き込まれるような感覚に陥りました。他の作品も秀逸です。

それからあっという間に時はまた流れ、いつの間にやら子どもたちは皆それぞれの学校に通うような歳になっていました。
そして、いつの間にか私が大好きでたくさん集めた『おばけのアッチ』シリーズを子ども達が読むようになりました。世代を超えて愛される、本って本当に素晴らしいなぁ…と再実感しました。
私は仕事を再開し、今はとにかくキャリアアップのために勉強にあけくれる日々。
またまた小説を読む余裕がなくなってしまいました。たまに中古の本で昔読んでた続編とかを手に取り買おうかなぁ…と思いつつも、あぁ…やっぱり読めそうもないな…と売り場に戻す日々です。
それでも、定期的に本屋さんに行き親子で勉強の本やらマンガやら子どもの読みたい児童書やらをガサガサと買いに行ってます。時にはけっこうな金額になっても、やっぱり本が好き。

読む本は時代によって変わっていくけれど、それでも本はずっと好きなのです。これからも、わが家の暮らしは本と共にある…でしょう。

今回の3000文字チャレンジはここまで。
駄文を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。