祖父とわたし

「レ・ミゼラブル」作ユゴー~祖父に褒められた本

1862年に出版されたヴィクトル・ユゴーの名作「レ・ミゼラブル」。

2012年に公開されたミュージカル映画をきっかけに、
読んだ方も多いのではないでしょうか。

この本については、ちょっとした思い入れがあります。
なぜかというと・・・

ある日、亡くなった祖父が夢に出てきました。
「おう、元気か?」
と、すこし照れた様子で、わたしの部屋へ入ってくると、
まっすぐにわたしの本棚へ。
「いっぱい本読んでるんだな。」
と、感心した様子で、本棚を眺めていました。
そして、ぽつりと一言。
「レ・ミゼラブル読んだのか。すごいな。」

目が覚めて、
「あ、祖父が遊びに来たんだな。」と思いました。
祖父は、よく本を読む人でした。
私が本好きになったときには、祖父はもう他界してしまっていたので、
本の話は、したことがありません。

「なんか、おすすめの本ある?」
今なら、そんな会話ができるのになあ、
と思います。



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