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キーワード出しマニュアル(2017年作成版)
2017年に当時就業していた会社で作成したSEO記事の構成作成マニュアルです。(公開許可はもらっています)
記事執筆用マニュアルとKW出しマニュアル、構成作成マニュアルは別にあるため、こちらは構成作成だけのマニュアルです。
当時はGoogleアドワーズでKWが見れたんですね…。いい時代だった…。
キーワード出しとは
読者が検索しそうなキーワードを調査すること
キーワード出しとは、サイトに訪問する読者の「解決したいこと」「知りたいこと」「やりたいこと」がどんなものなのか調査することです。
調査したことは、記事作成の際のキーワードになります。
そうすることで、サイトに訪れる読者が満足する記事の作成ができるのです。
キーワード出しマニュアルで学ぶこと
キーワードの選び方、ツールの使い方、注意点
キーワード出しマニュアルでは、読者が満足する記事を作成するためのキーワードの出し方とツールの使い方、キーワード出しの注意点について学びます。
キーワード出し自体は、すぐに終了する作業です。
しかし、このキーワードを元にサイト内の記事を作成しますので、重要な作業になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1674609358394-VI3ZGv7Jg2.png?width=800)
キーワード出しシート(例)
メインキーワード・検索ボリューム、サジェストワード、関連キーワードを出すのが、キーワード出しの作業です。
キーワード出しの下準備
競合サイトのキーワードをみる
まずは、これからキーワードをだすサイトの競合サイトを覗きにいきます。
サイトのメインキーワードでgoogle検索をして、上位3サイト程度を実際に訪問しましょう。
サイトでよく読まれている記事や、人気記事をめくってみてそこからキーワードを拾います。
キーワード出しは、50個1単位でお願いされることが多いのですが、その中の10個〜20個程度は競合サイトのキーワードを参考にしましょう。
20個程度キーワードを拾ったら、パソコンのメモ帳などにメモしておきます。
サイトのターゲットになりきりキーワードを出す
キーワード出しで重要なことは、サイトのターゲット(サイトにきて欲しい読者像)になりきることです。
サイトのターゲットについては、担当者から伝えられます。
キーワード出しは、サイトのターゲットの「解決したいこと」「知りたいこと」「やりたいこと」をあぶり出す作業なので、サイトターゲットにインタビューをするつもりで行いましょう。
例えば、サイトのターゲットが
・木村 拓(男性35歳)
・独身 大手家具メーカー店舗勤務(店長職)
・年収 500万円
・起床時間は店舗シフトにより異なる
(店舗は10時開店、21時閉店、閉店後の作業が2時間程度ある)
・住居:都心部の1K。部屋の真ん中に布団が敷いてあり、布団の周りには読了した本。部屋の隅にはテレビ、枕元にはノートパソコン。食事はコンビニおにぎりか勤務終了後の牛丼。ゴミは散乱していないが生活感はない。
・趣味:深夜帯のアニメ鑑賞、ライトノベル読書、デジカメ撮影
・悩み:アルバイトを含めた女性社員とのコミュニケーションが上手くとれない
飲み会で弾かれている気がする
女性と交際経験がほとんどない
一度でいいから女性から告白されてみたい
だったとして、サイトのコンセプトが「モテない男性のコンプレックスを解消する」だったとします。
そうなると、キーワードは「モテたい」「男性」「婚活」「婚活テクニック」「女性にモテる部屋」などになってきそうですね。
思いつく限りキーワードを出してみましょう。これも大体20個〜30個程度出してください。
(競合サイトのから拾ったキーワード同様にメモしてくださいね)
出したキーワードを選別していく
競合サイトのキーワードをGoogleアドワーズにかける
キーワード出しの下準備が終了したら、次に出したキーワードを選別していきます。
最初に、競合サイトから拾ったキーワードをGoogleアドワーズにかけて、検索ボリュームを調べます。
![](https://assets.st-note.com/img/1674609467225-SjF2U7nu8l.png?width=800)
Googleアドワーズは、下準備で拾ったキーワードでGoogle検索している人がどれくらいいるのかを測定するツールです。
数値が大きければ大きほどに、そのキーワードで検索している人数が多く、少なければ少ないほどに検索している人数も少なくなります。
一般的に値が5000以上のキーワードは「ビックワード」と言われ、そのキーワードでの上位表示が難しいと言われています。
競合サイトから拾ったキーワードについては、検索ボリュームの大小に限らず検索上位に表示させたいところです。
ですが、どの程度の検索ボリュームがあるのかを知るためにアドワーズにかけます。
検索ボリュームを調べたら、キーワードリストの検索ボリューム欄に記入しましょう。
googleアドワーズの画面
競合サイトのキーワードをGoogle検索にかける
検索ボリュームを調べたら、次はキーワードをGoogle検索にかけます。
Google検索にかけて調べることは3つ
1、検索結果に表示されるサイトの傾向
2、サジェストワード調査
3、関連ワード調査
です。
1、検索結果に表示されるサイトの傾向
Google検索をしたらまず最初に、検索結果に表示されるサイトを眺めましょう。
表示されたサイトの傾向は、キーワード出しをしているサイトと似たようなサイトでしょうか?
もし、全く方向性の違うサイトばかりが出現した場合、そのキーワードで検索している人は、サイトのターゲットとは違う人だということです。
その場合は、残念ですがそのキーワードをリストから削除しましょう。
2、サジェストワード調査
次にサジェストワードの調査です。サジェストワードとは、Google検索を行う際にGoogleが「このキーワードで調べる人も多いですよ」と案内してくれるワードのことです。
![](https://assets.st-note.com/img/1674609510999-zqf4RaY5J0.png?width=800)
これらのワードを調べ、構成作成の際に使用することで検索上位への表示が可能になってきます。
調べたサジェストワードは、漏れなくキーワード出しシートに書き出してください。
3、関連ワード調査
最後に、関連ワードを調べましょう。
Google検索をしたページの最下部に、「関連ワード」と表示されているのがそれです。
これらは、丸ごとコピーしてキーワード出しシートに貼り付けましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1674609542216-XQsuq18iuD.png?width=800)
ターゲットになりきったキーワードも同様に選別する
競合サイトから拾ったキーワードの選別が終了したら、次はターゲットになりきって出したキーワードを選別していきます。
この際の注意点は
検索ボリュームが5000以上、5000〜1000、1000〜100程度のものが一定数含まれるように配慮すること
です。
均等にばらつかせる必要はありません。しかし、あまりにも偏ることのないようにしましょう。
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