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ウェブ解析士試験、私はこうやって勉強しました

「やったー!!一回で!!受かった!!」
と、思わず叫びました。
だって、受験料17,400円。不合格の場合は再受験料が12,000円なんですもの…。
プログラミング系の資格なら安い方でしょうけど、ウェブ系資格でこの価格はそこそこしますよねぇ…。(教科書+問題集で1万円弱かかるし)

どうしても1回で合格したかったんです。
でも、平日は仕事終わりに、休日も家事と仕事をしてから…というわけで、長めの学習時間の確保が困難だったのです。

そんなわけで、「学習時間の確保がきびしいけど、一回で受かるためにやった学習法」をメモしておきます。

ウェブ解析士とは…は公式サイトからどうぞ

SEOを意識した記事なら、ここで「そもそもWeb解析士とは」という見出しがはいって、長々と解説するんでしょうけど…。

個人的なメモ&どなたかの参考になればうれしいなという趣旨なので、ウェブ解析士についての説明は公式サイトをどうぞ。

「どんな人が取得してるんだろう」と思っている人は、Xで「ウェブ解析士」検索するとプロフィールに「ウェブ解析士」と入っている人がヒットするのでそちらを参考に。

ウェブ解析士合格のために買ったもの

ウェブ解析士取得のために買ったのはこれらです。

  • ウェブ解析士公式の教科書(受験する年のもの)

  • ウェブ解析士公式の問題集(受験する年のもの)

教科書と問題集、どちらもあった方がいいです。
どちらも、受験する年のものを購入してください。一部、昨年のままのものもあるようですが、細かい部分が変わっていて、その変わっている部分も本番の試験にでます…。

勉強の進め方

  1. 問題集を一通り解く(3時間くらいとって、一気に)

  2. 教科書を読みながら要点をまとめる(平日に1章ずつで1週間)

  3. 平日の朝と夜に「2」でまとめた要点を復習する

  4. 休日に問題集を一通り解く

問題集を一通り解いて弱いところを把握する

ウェブ解析士の公式教科書…。分厚いんですよね…。
1章1章がかなりのページ数になる(のと読みにくいと感じる部分も…)ので、最初に問題集を解きましょう。

問題集を解いて、「ここの理解があやしい」「ここ苦手」な部分をあぶりだしてから、教科書という手順のほうが挫折しなくていいと思います。

問題集に付箋を貼る基準

「弱いな」と思った部分は付箋を貼っていきましょう。貼る基準はこうしてました。

  • 即答できなかった部分は貼る

  • 計算問題は式を即答できなかったら貼る

弱い部分を知るのが大事なので、「迷ったけどあってた」は「弱い」とみなしました。

私の場合は、広告運用とサブスクリプション事業関係が弱かったです。実務で広告運用未経験、アプリ系サブスク未経験だったからですねー。

逆に、コンテンツマーケティング系は数値計算含めて全問正解。まぁ…日ごろからやってますしね…。

教科書は弱い部分から優先的に読んでいく

実務でやっている部分は、教科書を一回も読まなくても全問正解できてしまいます。

なので、教科書は弱い部分から優先的に読んでまとめていきましょう。

教科書をまとめるときのポイント

雑に扱うので、裏紙に書きました。

教科書をまとめるのは、教科書を開かなくてもさっと復習できるようにするためです。なので、私はこのルールでまとめました。

読み始める章で何を学ぶのかを書くと迷子にならない

こんな感じにしておくと、何やってるのかわかりやすい

これから読む章で何を学ぶのかをマインドマップにしておくと、読みながら迷子にならないです。

正直にいうとウェブ解析士の教科書、疲れ果てた頭で読むと読みにくいんですよね…。あっちこっちに話が飛ぶ感じがしてしまって、目がすべる。

そういうときに、章の初めに書いたマインドマップがあると「あ、この話の流れだったから、今この話してるんだわ」と、我に返ることができます。

A4一枚でまとめると、さっと目を通すのが楽

方眼ノートそのままじゃなくてもよいけど、右端と左端のポイントは忘れない。

紙の大きさは好みがわかれると思うのですが…。私の場合はA4一枚くらいの大きさが一番しっくりきました。

復習したい部分の紙を居間やキッチン、寝室に持ち込んで
「食事の前にさっと読む」
「ひじきを煮込む間に目を通す」
「寝る前に眺める」
としていました。どの程度効果があったかはわからないけれど、気軽に持ち運べて、ぼろぼろになったら書き直せばいいというのは気楽でいいですね。

方眼ノートのまとめ方にすると要点がわかってよい

ちょっとくらいスペースが余っても気にしないのも大事。

さっと見返しただけで要点がわかることが大事なので、つらつらと書くだけではなくて「ここを覚えたい」がわかるようにまとめました。

マインドマップ形式でもよかったのですが、最近はまっている「頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?」形式を利用。

左端と右端を見れば概要がわかるので、とても重宝しました。

方眼ノートに出会う前は、マインドマップでまとめてたのですが、学習パターンによって使い分けると効率がいいかも?

一回で受かる自信が付いたら受験する

問題集を解く→教科書を見返すを繰り返して「もう、大丈夫だろう」となったら受験。

私は問題集を2周、教科書を1周で合格しました。

GA4の問題演習もデモアカウントで練習しておくとよい

ウェブ解析士の本番の試験では50問の問題のうち何問かが実際のGA4の画面をみながら解きます。

基本的には、「普段から使ってれば問題ない」問題なのですが…。

「普段はあまり使わない」「未経験からの転職を狙っていて、そのための受験」という方は、GA4のデモアカウントを使って操作方法を知っておいた方がいいかもしれないです。

ひねりがある問題ではないので…デモアカウントを触りながら問題集の問題を解くくらいのレベルで大丈夫と思います(たぶん)

GA4初心者向けセミナー受講よりは問題集

いろいろなところで「GA4初心者向けセミナー」が開催されていますが、試験対策という意味では、そういったセミナーよりも問題集を解くのがよいです。

一般の初心者向けセミナーは実務にそっているので、ウェブ解析士試験に出るような「操作の基本」的なことはしないからです。

「初心者向けセミナーやったから大丈夫だろう」と思っていると、「え。探索データの使いかたはわかるけど、基本画面の見方やディメンションの追加はわかんない」となる可能性が…。

実務と試験は別と考えたほうが安心ですよ。

受験するかどうか悩んでる人へ

もし、受験するかどうか悩んでるなら…。
中古でいいので過去年度の問題集を買ってみて解いてみるといいですよ。

「この問題なら勉強すれば解けそう」
「こういう問題が出る試験なら、実務に役に立ちそう」

といった判断はできるかなと思います。


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