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読書

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読んでよかった本やおすすめ本。映画やドラマに関する本などのまとめ。
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#読書記録

読書記録1月 閻連科「中国のはなし」、ミランダ・ジュライ、「親といるとなぜか苦しい」

中国のはなし2024年の一冊目は大好きな閻連科先生から。表紙がちょっとお正月ぽい。 〇あらすじ 著名な小説家である閻連科は、親戚の集まりで中国の田舎に帰省した。集まりが終わったころ、見知らぬ青年が閻連科に話しかけてくる。「わたしのとっておきの話を聞いたら、先生はきっと小説に書きたくなるはずです。だから私の話を買ってくれませんか」と。 〇感想 見知らぬ人間の話を信じるかどうか。まあ、普通は信じないけど、その設定で小説が進んでいくところも面白い。 何が嘘かまことかわからない

読書記録:親といるとなぜか苦しい

本書はいわゆる毒親本。 「毒親」という言葉はあまり好きでないので「有害な人間関係」に関する本、と言い換えておこう。 このジャンルではスーザン・フォワード「毒になる親」が非常に有名で、この本で人生救われたという人も多いはず。 私自身もその一人で、講談社版を15年くらい前に読んだ。 改めて「毒になる親」について検索していたら、講談社プラスαの出版から20年を経て、2021年には毎日新聞出版から「完全版」が出版されている。いまや古典。 「完全版」が読みたくて購入してみたところ

読書記録 12月  竹田ダニエル「世界と私のAtoZ」、ハン・ガン「少年が来る」 など9冊

すでに2月になってしまったので記憶が薄れつつありますが、振り返り。 2023年最終月はよくばって9冊。読んだ順にご紹介。 ポアロのクリスマス一冊目。 新訳版。すごく美しい表紙。完全にジャケ買い。 クリスマス前に購入して、しばらく机に飾ってました。 高校生の頃、たくさん読んだアガサ・クリスティー。 今読むと、女性の描かれ方とか画一的で時代の移り変わりを感じる~。 重ための読書が続いた後のミステリー小説は、純粋にストーリーを楽しめてすごく好き。 サピエンス全史(上)二冊目。

中国現代小説「長恨歌」、原書で「キム・ジヨン」、「リサーチのはじめかた」 -読書記録10月 

10月に読んだ本を読んだ順に記録 1.「長恨歌」王安憶 著、飯塚容 訳  2023/9/1発行 余華の「活きる」を読んだことがきっかけで中国現代小説にはまり、余華、閻連科を立て続けに読み、最近は作家が誰であれ書店で新刊を見かければ出来るだけ読んでいる。 「塞翁が馬」みたいなストーリーが多くて、一方的に辛かったり楽しかったりすることが無い。そこがおもしろい。 「長恨歌」は1940年代の上海で主人公の王琦瑶(ワン・チーヤオ)が美人であるがゆえに出会う幸運と悲劇に翻弄される生