見出し画像

Warhol&Vinyl

商業デザイナーとして生計を立てていたウォーホルにレコードジャケットのデザインを依頼するミュージシャンは多く生前に残したカバー作品は数知れず。そんなウォーホルが手掛けたレコードのアートワークだけにフォーカスした作品集。
ウォーホルが音楽好きなのは有名だけれど様々なジャンルのミュージシャンと作品を残しているのが垣間見れる一冊です。

ベルベット・アンダーグラウンドのアルバムはウォーホル自らプロデュースした代表作。

数年前にアニエス・ベーでアートレコードの展示を手伝った際にバナナのオマージュを合わせて9枚展示しました。

僕が一番好きなのは元ブロンディのデボラ・ハリーが86年にリリースしたロックバード。

収録曲は同じだけど四色のジャケットが存在するスティーブン・スプラウスとの共作は後にルイ・ヴィトンから発表された"グラフティ"に繋がっていきます。

過去にこの四色のレコードジャケットを路面広告みたいに展示しました。アートレコードコレクターのMAKIさんがアーカイブ本"A WORK OF ART VINYL"シリーズを最初にリリースするタイミングで僕が展示会をキュレーションした際のディスプレイ。

今では"A WORK OF ART VINYL"シリーズは10タイトルを超えました。(次からはMAKI先生と呼ばなければ)

02はウォーホル特集です。
蔦屋やフェイスレコードで買える筈です。

僕も上記以外に数枚ウォーホルのジャケットを所有しています。中でも面白いのはローリング・ストーンズのスティッキー・フィンガーズ。
デニムのジッパーが本物で降ろせます。

ジャケットの裏面はデニムの後身です

そして中開は…

レコードの生産国によってジッパーの仕様が違うので探しているマニアの方も多いと聞きますね。


KOZ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?