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引越し遍歴

引越しの関係で1ヶ月程投稿をお休みしていました。

何処に引越したかというと、大阪府の奈良寄りのところに引越ししました。

で、今回のタイトルにある通り、引越しについてお話したいと思います。

19歳から45歳の今まででトータルの引越し回数は6回になります。

福井県福井市で生まれ育って浪人を経て、専門学校で音楽を勉強する為に上京したところが1回目です。その時どこに住んでいたかというと、墨田区両国の出羽ノ海部屋の近くに3年半ほど住んでいました。

その次が江戸川区平井・・・駅から最短で徒歩5分の場所で、近くに銭湯があり、駅の近くに商店街などもある便利なところに住んでいました。ですが、家賃が高かったんですよね。なので、4年3ヶ月程で引越しをしました。

そして、次に住んだのが府中市です。ここは、府中駅から徒歩10分程の大國魂神社近くの住みやすい所に12年3ヶ月程住んでいました。市役所にも近く、京王線の府中駅は特急が止まるため、新宿へのアクセスが抜群です。そして、今ではパートナーシップ宣誓制度も導入されていて、LGBTQ+の人達や障害者の人達が暮らしやすいかなって思います。この府中が一番長く住みました。

そして、現在の相方と同棲をする為に府中の僕が住んでいてたアパートでは狭いということもあり、引越しをすることになりました。この時は、どこにするかすごく迷いました。新宿2丁目でお店をやっている同級生、僕がよく通っていた新宿2丁目のお店のマスターにも聞いて、結局、同級生の物価が安いという一言で、板橋区の西高島平駅徒歩4分のところに引越しをしました。当時は、まだパートナーシップ宣誓制度もなく、相方とルームシェアをするということで高めの家賃の3K をリノベして2LDKにした物件に住むことになりました。ここでの最後は、僕がメンタル面を病んでしまって、どうしても東京に居ることが出来なくなってしまったので、田舎(福井)に戻るか田舎の近くにするかを迷った挙句、京都市に引越しをすることになりました。

京都市に引越しをするときは、東京でもいろんな自治体でパートナーシップ宣誓制度が導入されていて、わりとLGBTQ+という言葉も認知されるようになってきた時期でした。ですが、ここで初めて家が決まらないということを経験することになりました。それで最終手段ということで、相方の名義にして、僕自身は相方の家に転がり込む的な感じで家を決めることが出来ました。京都市でも僕たちが住んだ家というのがJR東海道線(湖西線、琵琶湖線)の山科駅から徒歩20分、京阪京津線の四宮駅からでも15分の場所に住むことにしたのです。この家は、家の近くに京阪バスのバス停があったのでバスでJR山科駅まで行くことが出来て良かったのですが、いかんせんバスの本数が少ないので苦労したというの言うまでもありません。
この家から引越しをすることになった理由はいくつもあるのですが、京都での生活に馴染めなかったというのが大きかったかもしれません。

京都に馴染めなかった理由というのは、僕自身がHIV陽性で障害者手帳を使っての転職活動をしていたのですが、京都ではHIV陽性者が障害者手帳を持っていることがあまり浸透していないということがあったので、ことごとく採用してもらえませんでした。それもあって、環境を変えたいなって思ったのもあり、大阪府に引越しを決意したのです。

京都市では2020年9月からパートナーシップ宣誓制度が導入され、LGBTQ+の人達も暮らしやすくなったのではないかなって思います。僕たちも2020年9月16日にパートナーシップ宣誓をして、いろんな所でパートナーシップ宣誓カードを提示させてもらいました。僕自身、パートナーシップ宣誓をして良かったと思っています。この制度を京都市が導入してくれたおかげで、京都で住んでいた時の物件の管理会社に同居を認めてもらえたのですから・・・。

大阪府に引越しをする際は、LGBTQ+であっても大丈夫な不動産会社にお願いをして物件を決めたので、京都で取得していたパートナーシップ宣誓カードを提示することで関係性もわかってもらえてスムーズに進められたので良かったです。

パートナーシップ宣誓をしたから感じたことがあります。パートナーシップ宣誓はしておいて損はないということです。何かの時に役に立ちますし、何より役所など公的な機関でパートナーとの関係性を聞かれた時、パートナーですと胸を張ってこたえられることです。それと2人の関係が強固になるということもあります。

僕の引越し遍歴がどれだけ役に立つかわかりませんが、パートナーさんと同棲をする家を探す際はルームシェアではなく、パートナー関係にある間柄であることを言える形での物件探しをオススメします。そして、パートナーシップ宣誓制度が導入されている地域の方は、物件探しをする前にパートナーシップ宣誓制度の利用をどうするかを話し合った上で、物件探しをすることをオススメします。

「パートナーシップ宣誓制度なんて・・・」
と思うかもしれませんが、たかがパートナーシップ制度、されどパートナーシップ宣誓制度だということを肝に銘じておいて下さい。

引越しにまつわる話は、また機会があればお話させてもらいます。

今回はここまでにさせてもらいます。

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